ONTAP 9.13

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ネットワーク インターフェイスを使用したSP / BMCファームウェアの更新

バージョン1.5、2.5、3.1、またはそれ以降のSPを搭載したONTAPからトリガーされるSPファームウェアの更新では、SPネットワーク インターフェイス経由のIPベースのファイル転送メカニズムの使用がサポートされます。

このトピックは、SPとBMCの両方に適用されます。

ネットワーク インターフェイス経由のSPファームウェア更新は、シリアル インターフェイス経由の更新よりも高速です。そのため、SPファームウェアを更新中のメンテナンス時間が短縮され、さらにONTAPの処理が停止されることもありません。この機能をサポートするバージョンのSPは、ONTAPに含まれています。また、これらのSPを富士通ダウンロードサイトから入手して、互換性のあるバージョンのONTAPを実行しているコントローラーにインストールすることもできます。

SPバージョン1.5、2.5、3.1以降を実行している場合、ファームウェア更新は次のように実施されます。

  • ONTAPによって自動的にトリガーされたSPファームウェア更新では、デフォルトでネットワーク インターフェイスが使用されます。ただし、次のいずれかの条件に該当する場合、SP自動更新はシリアル インターフェイス経由に切り替わります。

    • SPネットワーク インターフェイスが設定されていないか、使用できない。

    • IPベースのファイル転送に失敗する。

    • SP APIサービスが無効になっている。

SP CLIからトリガーされるSPファームウェア更新では、実行しているSPのバージョンにかかわらず、常にSPネットワーク インターフェイスが使用されます。

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