ONTAP 9.13

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ONTAP System Managerを使用したデータ保護 - 概要

このセクションでは、ONTAP 9.7以降のリリースのONTAP System Managerを使用してデータ保護を設定および管理する方法について説明します。

Snapshotコピー、ミラー、バックアップ、ミラーとバックアップ関係を作成および管理してデータを保護します。

SnapMirror は、地理的に離れたサイトのプライマリー ストレージからセカンダリー ストレージへのフェイルオーバー用に設計されたディザスタ リカバリー テクノロジです。名前が示すように、SnapMirrorは本番データの複製(ミラー)をセカンダリー ストレージに作成し、プライマリー サイトに災害が発生しても、セカンダリー ストレージから引き続きデータを提供できるようにします。

SnapVault は、基準への準拠およびその他のガバナンス関連の目的で、ドライブツードライブのSnapshotコピーのレプリケーションを行うために設計されたアーカイブ テクノロジです。SnapMirror関係では、通常、ソース ボリューム内のSnapshotコピーだけがデスティネーションに保存されますが、SnapVaultデスティネーションには、より長期間にわたって作成されたポイントインタイムのSnapshotコピーが保持されます。

ONTAP 9.10.1以降では、S3 SnapMirrorを使用してS3バケット間にデータ保護関係を作成できます。デスティネーション バケットは、ローカルまたはリモートのONTAPシステム、あるいはAWSなどのONTAP以外のシステムに配置できます。詳細については、「S3 SnapMirrorの概要」を参照してください。

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