ONTAP 9.13

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ネットワークのケーブル配線ガイドライン

ネットワークのケーブル配線のベストプラクティスは、トラフィックをクラスタ、管理、データの各ネットワークに分離することです。

クラスタをケーブル配線するときは、クラスタのトラフィックが他のすべてのトラフィックとは別のネットワーク上にあるようにします。必須ではありませんが、ネットワーク管理トラフィックを、データとクラスタ内のトラフィックと分離することを推奨します。このようにネットワークを分離することにより、パフォーマンスとセキュリティが向上して管理しやすくなるだけでなく、ノードへの管理アクセスも簡単になります。

次の図は、3つのネットワークがある4ノードHAクラスタのネットワーク ケーブル配線を示しています。

ネットワークのケーブル配線図

ネットワークのケーブル配線を行うときは、次のガイドラインに従ってください。

  • 各ノードを次の3つのネットワークに接続する必要があります。

    管理用、データ アクセス用、クラスタ内通信用のネットワークです。管理ネットワークとデータ ネットワークは論理的に分離できます。

  • クライアント(データ)トラフィックのフローを改善するには、各ノードへのデータ ネットワーク接続を複数用意します。

  • クラスタはデータ ネットワーク接続がなくても作成できますが、クラスタ インターコネクト接続は必須です。

  • 各ノードへのクラスタ接続は常に2つ以上必要ですが、HX2x00システムのノードは単一の10GbEクラスタ ポートで設定できます。

ネットワークのケーブル配線の詳細については、ETERNUS AX/HX富士通マニュアルサイトを参照してください。

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