ONTAP 9.13

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ONTAP System Managerを使用したMetroClusterサイトの管理 - 概要

ONTAP 9.8以降では、MetroClusterセットアップの構成を管理するためのシンプルなインターフェイスとしてONTAP System Managerを使用できます。

MetroCluster構成では、2つのクラスタ間でデータを相互にミラーリングできるため、一方のクラスタが停止してもデータは失われません。

通常、組織は地理的に離れた2つの場所にクラスタをセットアップします。それぞれの場所の管理者がクラスタをセットアップして設定します。その後、一方の管理者が、データを共有できるようにクラスタ間のピアリングをセットアップできます。

組織は、第3の場所にONTAP Mediatorをインストールすることもできます。 ONTAP Mediatorサービスは、各クラスタのステータスを監視します。一方のクラスタがパートナー クラスタと通信できないことを検出すると、エラーがクラスタ システムの問題によるものかネットワーク接続の問題によるものかを特定するために監視対象に照会します。

ネットワーク接続に問題がある場合は、システム管理者がトラブルシューティング方法を実行してエラーを修正し、再接続します。パートナー クラスタが停止すると、もう一方のクラスタがスイッチオーバー プロセスを開始して両方のクラスタのデータI/Oを制御します。

スイッチオーバーは、計画的なメンテナンスのために一方のクラスタ システムを停止する場合にも実行できます。 メンテナンスを実施したクラスタを起動してスイッチバック処理を実行するまで、両方のクラスタのすべてのデータI/O処理がパートナー クラスタで処理されます。

管理できる処理は次のとおりです。

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