ONTAP 9.13

ONTAP 9.12.1以降のリリースにアップグレードする前に、既存のDPタイプの関係をXDPに変換する必要があります。詳細については、「既存のDPタイプの関係からXDPへの変換」を参照してください。

DPモードで起動するSnapMirrorとXDPモードで起動するSnapMirrorは異なるレプリケーション エンジンを使用しており、バージョン依存性に対するアプローチも異なっていました。

パフォーマンスの改善に伴い、レプリケーション スループットではバージョンに依存するモードの方がわずかに優れてはいるものの、バージョンに依存しないSnapMirrorの方がはるかに大きなメリットが得られるようになりました。そのため、XDPモードが新しいデフォルト値となり、コマンドラインまたは新規 / 既存のスクリプトにおけるDPモードの起動は自動的にXDPモードに変換されます。

既存の関係には影響しません。DPタイプの既存の関係は引き続きDPタイプになります。データ保護モードを指定しなかった場合、およびXDPモードを関係のタイプとして指定した場合、デフォルト ポリシーがMirrorAndVaultに変更になりました。次の表は、想定される動作を示しています。

次の表に示すとおり、それぞれの状況でXDPに割り当てられるデフォルト ポリシーでは、変換後も古いタイプと同等の機能が保証されます。もちろん、必要に応じて別のポリシー（ユニファイド レプリケーションのポリシーなど）を使用できます。

以下は例外です。