エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

Microsoft Hyper-V over SMBおよびSQL Server over SMBソリューション用のONTAPの設定

継続的可用性を備えたSMB 3.0以降のファイル共有を使用すると、SVM上のボリュームにHyper-Vの仮想マシン ファイルまたはSQL Serverのシステム データベースとユーザー データベースを格納し、同時に計画的 / 計画外のイベント中のノンストップ オペレーション(NDO)を実現できます。

Microsoft Hyper-V over SMB

Hyper-V over SMBソリューションを作成するには、まず、Microsoft Hyper-Vサーバーにストレージ サービスを提供するようにONTAPを設定する必要があります。また、Microsoftクラスタ(クラスタ構成を使用する場合)、Hyper-Vサーバー、CIFSサーバーによってホストされている共有への継続的可能性を備えたSMB 3.0接続、および必要に応じて、SVMボリュームに格納されている仮想マシン ファイルを保護するためのバックアップ サービスも設定する必要があります。

Hyper-Vサーバーは、Windows Server 2012以降で設定する必要があります。Hyper-Vサーバーの構成については、スタンドアロンの構成とクラスタ化された構成の両方がサポートされます。

  • MicrosoftクラスタおよびHyper-Vサーバーの作成については、MicrosoftのWebサイトを参照してください。

  • SnapManager for Hyper-Vは、Snapshotコピーベースの高速バックアップ サービスを容易に実現できるホストベースのアプリケーションで、Hyper-V over SMB構成と統合できるように設計されています。

    Hyper-V over SMB構成でのSnapManagerの使用については、『SnapManager for Hyper-Vインストレーション アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

Microsoft SQL Server over SMB

SQL Server over SMBソリューションを作成するには、まず、Microsoft SQL Serverアプリケーションにストレージ サービスを提供するようにONTAPを設定する必要があります。さらに、Microsoftクラスタも設定する必要があります(クラスタ構成を使用する場合)。その後、WindowsサーバーにSQL Serverをインストールして設定し、CIFSサーバーにホストされている共有への継続的可用性を備えたSMB 3.0接続を作成します。SVMボリュームに格納されているデータベース ファイルを保護するオプションで、バックアップ サービスを設定することもできます。

SQL Serverは、Windows Server 2012以降にインストールし、設定する必要があります。構成については、スタンドアロンの構成とクラスタ化された構成の両方がサポートされます。

  • Microsoftクラスタの作成およびSQL Serverのインストールと設定については、MicrosoftのWebサイトを参照してください。

  • SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverは、Snapshotコピーベースの高速バックアップ サービスを容易に実現できるホストベースのアプリケーションで、SQL Server over SMB構成と統合できるように設計されています。

    SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverの使用については、SnapCenter Plug-in for Microsoft SQL Serverのドキュメントを参照してください。

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