ONTAP 9.13

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[以前のバージョン]タブを使用したSnapshotコピー データの表示および管理

Windowsクライアント マシンでは、Windowsの[プロパティ]ウィンドウの[以前のバージョン]タブを使用して、Snapshotコピーに格納されたデータをユーザーが自身でリストアできます。Storage Virtual Machine(SVM)管理者の手を借りる必要はありません。

タスク概要

SVMに格納されたSnapshotコピーのデータを[以前のバージョン]タブで表示および管理できるのは、管理者が共有を含むボリュームでSnapshotコピーを有効にし、Snapshotコピーを表示するように共有を設定している場合のみです。

手順
  1. エクスプローラーで、CIFSサーバーに格納されたデータのマッピングされたドライブの内容を表示します。

  2. Snapshotコピーを表示または管理するマッピングされたネットワーク ドライブのファイルまたはフォルダーを右クリックします。

  3. [プロパティ] をクリックします。

    選択したファイルまたはフォルダーのプロパティが表示されます。

  4. [以前のバージョン] タブをクリックします。

    選択したファイルまたはフォルダーの利用可能なSnapshotコピーの一覧が[フォルダーのバージョン]ボックスに表示されます。各Snapshotコピーには、Snapshotコピー名のプレフィックスと作成時のタイムスタンプが付いています。

  5. [フォルダーのバージョン] ボックスで、管理作業を行うファイルまたはフォルダーのコピーを右クリックします。

  6. 適切な処理を実行します。

    状況 操作

    Snapshotコピーのデータを表示する

    [開く] をクリックします。

    Snapshotコピーのデータのコピーを作成する

    [コピー] をクリックします。

    Snapshotコピーのデータは読み取り専用です。[以前のバージョン]タブの一覧に表示されたファイルやフォルダーに変更を加える場合は、変更するファイルおよびフォルダーのコピーを書き込み可能な場所に保存してから、そのコピーに対して変更を行う必要があります。

  7. Snapshotのデータの管理作業が終了したら、[OK] をクリックして [プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。

    [以前のバージョン]タブを使用したSnapshotのデータの表示と管理の詳細については、Microsoft TechNetライブラリーを参照してください。

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