エフサステクノロジーズ株式会社

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ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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クエリ演算子の使用方法

管理インターフェイスでは、クエリおよびUNIX形式のパターンとワイルドカードがサポートされており、コマンド パラメーター引数の複数の値を照合できます。

次の表に、サポートされるクエリ演算子を示します。

演算子 説明

*

すべてのエントリに一致するワイルドカード。

たとえば、volume show -volume *tmp*コマンドを実行すると、名前に文字列tmpを含むすべてのボリュームのリストが表示されます。

!

NOT演算子。

一致しない値を示します。たとえば、!vs0は値vs0と一致しないことを示します。

|

OR演算子。

比較する2つの値を区切ります。たとえば、 vs0 | vs2 はvs0またはvs2のいずれかに一致します。複数のORステートメントを指定できます。たとえば、 a | b* | *c* はエントリ ab で始まるすべてのエントリ、および c を含むすべてのエントリに一致します。

..

範囲演算子。

たとえば、5..10510のすべての値に一致します。

<

小なり演算子。

たとえば、<2020より小さいすべての値に一致します。

>

大なり演算子。

たとえば、>5は55より大きいすべての値に一致します。

<=

以下演算子。

たとえば、⇐5は55以下のすべての値に一致します。

>=

以上演算子。

たとえば、>=5は55以上のすべての値に一致します。

{query}

拡張クエリ。

拡張クエリは、コマンド名に続けて、他のパラメーターの前に最初の引数として指定する必要があります。

たとえば、volume modify {-volume *tmp*} -state offlineコマンドを実行すると、名前に文字列tmpを含むすべてのボリュームがオフラインに設定されます。

クエリ文字をそのままの文字として解釈するためには、その文字を二重引用符で囲む必要があります(例:」<10「」0..100「」*abc*「、or 」a|b「)。

特殊文字が解釈されないように、rawファイル名は二重引用符で囲む必要があります。これは、クラスタシェルで使用される特殊文字にも当てはまります。

1つのコマンドラインで複数のクエリ演算子を使用できます。たとえば、volume show -size >1GB -percent-used <50 -vserver !vs1コマンドを実行すると、サイズが1GBより大きく、使用率が50%を下回っているボリュームのうち、「vs1」という名前のStorage Virtual Machine(SVM)に含まれないボリュームがすべて表示されます。

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