エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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週 / 月単位のパフォーマンスの傾向に基づくパフォーマンス問題の特定

パフォーマンスの傾向を確認すると、ボリューム レイテンシを分析して、クラスタの使用率が高すぎたり低すぎたりしないかを判断するのに役立ちます。同様の手順に従って、CPUやネットワークなど、システムの他のボトルネックについても特定できます。

手順
  1. 使用率が高すぎるか低すぎる疑いがあるボリュームを探します。

  2. [Volume Details]タブで、[30 d]をクリックして履歴データを表示します。

  3. [Break down data by]ドロップダウン メニューで[Latency]を選択し、[Submit]をクリックします。

  4. クラスタ コンポーネントの比較グラフで[Aggregate]の選択を解除し、クラスタ レイテンシをボリューム レイテンシのグラフと比較します。

  5. クラスタ コンポーネントの比較グラフで[Aggregate]を選択して他のすべてのコンポーネントの選択を解除し、アグリゲート レイテンシをボリューム レイテンシのグラフと比較します。

  6. 読み取り / 書き込みレイテンシのグラフをボリューム レイテンシのグラフと比較します。

  7. クライアント アプリケーションの負荷が原因でワークロードの競合が発生していないかを確認し、必要に応じてワークロードのバランスを調整します。

  8. アグリゲートの使用率が高すぎることが原因で競合が発生していないかを確認し、必要に応じてワークロードのバランスを調整します。

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