エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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NFSのTCP最大転送サイズの確認

NFSの場合、読み取りと書き込みのTCP最大転送サイズがパフォーマンスの問題の原因になっていないかを確認することができます。このサイズが原因でパフォーマンスが低下している可能性がある場合は、サイズを大きくして対処できます。

要件
  • このタスクを実行するには、クラスタ管理者の権限が必要です。

  • このタスクを実行するには、advanced権限レベルのコマンドを使用する必要があります。

手順
  1. advanced権限レベルに切り替えます。

    set -privilege advanced

  2. TCP最大転送サイズを確認します。

    vserver nfs show -vserver vserver_name -instance

  3. TCP最大転送サイズが小さすぎる場合は、サイズを大きくします。

    vserver nfs modify -vserver vserver_name -tcp-max-xfer-size integer

  4. admin権限レベルに戻ります。

    set -privilege admin

次の例は、 SVM1 のTCP最大転送サイズを1048576に変更します。

cluster1::*> vserver nfs modify -vserver SVM1 -tcp-max-xfer-size 1048576
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