ルート / データパーティショニングは、特定の構成においてデフォルトで有効になります。ルート / データパーティショニングが有効になっているシステムでは、ディスクパーティションを使用してローカル階層を作成します。ルート / データパーティショニングが有効になっていないシステムでは、パーティショニングされていないディスクを使用します。

RAIDポリシーに必要な最小数および容量の最小要件を満たす十分な数のディスクまたはディスクパーティションが必要になります。

ONTAPでは、ドライブの使用可能スペースがドライブの物理容量よりも少なくなります。

特定のディスクの使用可能スペースの確認

実行する手順は、ONTAP System ManagerとCLIのどちらのインターフェイスを使用するかによって異なります。

ONTAP System Manager

ONTAP System Managerを使用したディスクの使用可能スペースの確認

ディスクの使用可能なサイズを確認するには、次の手順を実行します。

手順

[ストレージ] > [階層] に移動します。
ローカル階層の名前の横にあるをクリックします。
[ディスク情報] タブを選択します。

CLI

CLIを使用したドライブの使用可能スペースの確認

ドライブの使用可能なサイズを確認するには、次の手順を実行します。

手順

スペアドライブ情報を表示します。

storage aggregate show-spare-disks

RAIDグループを作成し、容量の要件を満たすために必要なドライブまたはドライブパーティションの数に加えて、アグリゲートに推奨されるホットスペアドライブまたはホットスペアドライブパーティションの最小数を確保しておく必要があります。

オールフラッシュアグリゲートには、少なくとも1つのホットスペアドライブまたはドライブパーティションが必要です。
フラッシュ以外の同種のアグリゲートには、少なくとも2つのホットスペアドライブまたはドライブパーティションが必要です。
SSDストレージプールには、HAペアごとに少なくとも1つのホットスペアドライブが必要です。
Flash Poolアグリゲートには、HAペアごとに少なくとも2つのスペアドライブが必要です。
同時に複数のドライブ障害が発生した場合の問題を回避するには、マルチドライブキャリアに少なくとも4本のホットスペアが必要です。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

ローカル階層（アグリゲート）に必要なドライブ数またはドライブ パーティション数の確認

特定のディスクの使用可能スペースの確認

ローカル階層（アグリゲート）に必要なドライブ数またはドライブパーティション数の確認