エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9

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ボリューム内のSnapshotコピーからのFlexClone LUNの作成

ボリューム内のSnapshotコピーを使用して、LUNのFlexCloneコピーを作成できます。LUNのFlexCloneコピーは読み書き可能です。

要件

FlexCloneライセンスがインストールされている必要があります。

タスク概要

FlexClone LUNは、親LUNのスペース リザベーション属性を継承します。スペース リザーブされたFlexClone LUNには、親のスペース リザーブLUNと同量のスペースが必要です。FlexClone LUNのスペースをリザーブしない場合は、クローンに対する変更を保存するための十分なスペースがボリュームに必要です。

手順
  1. LUNがマッピングされていない、または書き込まれていないことを確認します。

  2. LUNが含まれているボリュームのSnapshotコピーを作成します。

    volume snapshot create -vserver vserver_name -volume volume_name -snapshot snapshot_name

    クローンを作成するLUNのSnapshotコピー(バックアップ用Snapshotコピー)を作成する必要があります。

  3. SnapshotコピーからFlexClone LUNを作成します。

    file clone create -vserver vserver_name -volume volume_name -source-path source_path -snapshot-name snapshot_name -destination-path destination_path

    FlexClone LUNを自動削除できるようにする必要がある場合は、 -autodelete true を追加します。セミシックプロビジョニングを使用してこのFlexClone LUNをボリューム内に作成する場合は、すべてのFlexClone LUNで自動削除を有効にする必要があります。

  4. FlexClone LUNが正しいことを確認します。

    lun show -vserver vserver_name

    Vserver Path                      State    Mapped    Type     Size
    ------- ----------------------    -------- --------- -------- -------
    vs1     /vol/vol1/lun1_clone      online   unmapped windows   47.07MB
    vs1     /vol/vol1/lun1_snap_clone online   unmapped windows   47.07MB
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