クラスタが複数のノードで構成されている場合で、クラスタが適切な構成であった時点で作成されたクラスタ構成がいずれかのノードに存在している場合、そのノードに格納された構成を使用してクラスタをリカバリーできます。

ほとんどの場合は、クラスタ構成のリストアに使用するノードは最新のトランザクションのIDを持つレプリケーション リングが含まれているノードが最適です。advanced権限レベルで cluster ring show コマンドを使用すると、クラスタ内の各ノードで利用可能な一連のレプリケーション リングを表示できます。

適切なクラスタ構成を持つノードが特定できない場合、またはクラスタがシングル ノードで構成されている場合は、クラスタ構成バックアップ ファイルを使用してクラスタをリカバリーできます。

クラスタを構成バックアップ ファイルからリカバリーする場合、バックアップ後に行われた構成の変更はすべて失われます。リカバリー後に構成バックアップ ファイルと現在の構成との矛盾をすべて解決する必要があります。