エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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パフォーマンスしきい値の設定

重大なパフォーマンスの問題を監視するために、パフォーマンスのしきい値を設定することができます。設定したしきい値に近づいたとき、またはしきい値を超えたときには、警告または重大イベントの通知がトリガーされます。

手順
  1. 警告イベントと重大イベントのしきい値を作成します。

    1. [Configuration] >[Performance Thresholds]を選択します。

    2. [Create]をクリックします。

    3. オブジェクトのタイプを選択し、ポリシーの名前と説明を指定します。

    4. オブジェクト カウンタの条件を選択し、警告イベントと重大イベントの制限値を指定します。

    5. 制限値に違反した状態がどれくらい続いたらイベントを送信するかを定義する期間を選択し、[保存]をクリックします。

  2. しきい値ポリシーをストレージ オブジェクトに割り当てます。

    1. 前の手順で選択したクラスタ オブジェクトのタイプと同じインベントリ ページに移動し、[View]オプションで[Performance]を選択します。

    2. しきい値ポリシーを割り当てるオブジェクトを選択し、[Assign Threshold Policy]をクリックします。

    3. 前の手順で作成したポリシーを選択し、[Assign Policy]をクリックします。

重大なパフォーマンスの問題を特定するためにユーザー定義のしきい値を設定することができます。たとえば、ボリュームのレイテンシが20ミリ秒を超えるとMicrosoft Exchange Serverがクラッシュすることがわかっている場合は、警告しきい値を12ミリ秒、重大しきい値を15ミリ秒のように設定できます。このしきい値の設定を使用して、ボリュームのレイテンシが制限を超えたときに通知を受け取ることができます。

This screenshot displays threshold values to create a threshold policy in Performance Manager.
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