ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )
リリース ノート
概要と概念
ONTAPの概念
Storage Efficiency
ONTAPのセットアップ、アップグレード、リバート
ONTAPのセットアップ
ONTAP System Managerを使用したクラスタのセットアップ
CLIを使用したクラスタのセットアップ
ONTAPのアップグレード
ONTAPのアップグレードの準備
ONTAPのアップグレード方法
ファームウェアとシステムの更新
ONTAPのリバート
リバート前にチェックが必要なその他の項目
SnapMirror
クラスタの管理
ONTAP System Managerを使用したクラスタ管理
CLIによるクラスタ管理
CLIを使用したクラスタへのアクセス(クラスタ管理者のみ)
ONTAPコマンドライン インターフェイスの使用
クラスタ管理(クラスタ管理者のみ)
SP / BMCネットワークの設定
SP / BMCを使用したリモートからのノード管理
ネットワーク インターフェイスを使用したSP / BMCファームウェアの更新
SP CLIセッション、SPコンソール セッション、システム コンソール セッションの関係
しきい値ベースのSPセンサーの読み取り値とsystem sensorsコマンドのステータス値について
クラスタ構成のバックアップとリストア(クラスタ管理者のみ)
ドライブと階層(アグリゲート)の管理
ローカル階層(アグリゲート)の管理
ローカル階層(アグリゲート)の追加(作成)
ローカル階層(アグリゲート)の使用の管理
ローカル階層(アグリゲート)のドライブとRAIDグループの情報の確認
Storage VM(SVM)へのローカル階層(アグリゲート)の割り当て
ローカル階層(アグリゲート)に配置されているボリュームの確認
ローカル階層(アグリゲート)への容量(ドライブ)の追加
ドライブの管理
ルート / データ パーティショニングの追加の管理オプション
RAID構成の管理
Flash Poolローカル階層(アグリゲート)の管理
Flash Poolローカル階層(アグリゲート)のキャッシング ポリシー
Flash Poolのキャッシング ポリシーの管理
Flash Poolローカル階層(アグリゲート)のキャッシング ポリシーを変更するかの確認
ストレージ プールを使用するFlash Poolローカル階層(アグリゲート)に対するFlash Pool SSDパーティショニング
物理SSDを使用するFlash Poolローカル階層(アグリゲート)の作成
SSDストレージ プールを使用したFlash Poolローカル階層(アグリゲート)の作成
Flash Poolローカル階層(アグリゲート)でSSDストレージ プールを使用しているかの確認
SSDストレージ プールの割当単位を使用したFlash Poolの作成
FabricPool階層の管理
FabricPoolの設定
FabricPoolの設定準備
FabricPoolのクラウド階層として使用するオブジェクト ストアのセットアップ
クラウド階層としてのGoogle Cloud Storageのセットアップ
FabricPoolの管理
Inactive Data Reportingによるボリューム内のアクセス頻度の低いデータ量の確認
FabricPoolのボリュームの管理
ユーザー独自のタグを使用したオブジェクトのタグ付け
FabricPoolミラーの管理
HAペアの管理
ボリューム管理
ONTAP System Managerを使用したボリュームとLUNの管理
CLIを使用した論理ストレージの管理
ボリュームの作成と管理
SANボリューム
ボリュームがフルになったときにスペースを自動的に確保するための設定
自動縮小とSnapshotコピーの自動削除両方を有効にするための要件
FlexVolのスペース不足アラートと過剰割り当てアラートへの対処
ボリュームの移動とコピー
FlexCloneボリュームによるFlexVolの効率的なコピーの作成
SnapMirrorの元のボリュームまたはデスティネーション ボリュームからFlexCloneボリュームを作成する際の考慮事項
FlexCloneファイルとFlexClone LUNによるファイルとLUNの効率的なコピーの作成
FlexCloneファイルまたはFlexClone LUNの作成
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの作成や削除に使用できるノード容量の表示
FlexCloneファイルとFlexClone LUNによるスペース削減の表示
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNの削除方法
自動削除設定でFlexVolの空きスペースを再生する仕組み
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNを自動的に削除するためのFlexVolの設定
qtreeを使用したFlexVolのパーティショニング
クォータを使用したリソース使用量の制限または追跡
クォータ プロセスの概要
ハード クォータ、ソフト クォータ、およびしきい値クォータの違い
ユーザーおよびグループとクォータ
ツリー クォータの機能
qtreeの変更がクォータに与える影響
クォータ情報の表示方法
クォータ レポートを使用した特定ファイルへの書き込みを制限しているクォータの特定
volume quota policy rule showコマンドとvolume quota reportコマンドのどちらを使用するか
クォータ レポートとUNIXクライアントで表示されるスペース使用量の相違
重複排除、データ圧縮、データ コンパクションによるストレージ効率の向上
ETERNUS AX seriesシステムでのボリュームレベルの自動バックグラウンド重複排除の管理
ETERNUS AX seriesシステムでアグリゲートレベルのインライン重複排除を管理します。
ETERNUS AX seriesシステムでのアグリゲートレベルのバックグラウンド重複排除の管理
ボリューム移動とSnapMirrorでのStorage Efficiencyの動作
ETERNUS AX seriesのインライン データ コンパクションの管理
ETERNUS HX seriesのインライン データ コンパクションの有効化
ETERNUS AX seriesシステムでのインラインのStorage Efficiency機能のデフォルトでの有効化
効率化処理を実行するボリューム効率化ポリシーの作成
あるSVMから別のSVMへのボリュームのリホスト
推奨されるボリュームとファイルまたはLUNの設定の組み合わせ
スペース リザーブ ファイルまたはスペース リザーブLUNとシックプロビジョニング ボリュームを組み合わせた場合の設定
スペース リザーブなしのファイルまたはスペース リザーブなしのLUNとシンプロビジョニング ボリュームを組み合わせた場合の設定
スペース リザーブ ファイルまたはスペース リザーブLUNとセミシック ボリューム プロビジョニングを組み合わせた場合の設定
ファイルおよびディレクトリーの容量を変更する際の注意事項および考慮事項
FlexVolに許可される最大ファイル数の変更に関する考慮事項
FlexVolの最大ディレクトリー サイズを増やす場合の注意事項
FlexCloneファイルとFlexClone LUNでサポートされる機能
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNと重複排除
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとSnapshotコピー
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNでのアクセス制御リストの処理
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとクォータ
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとFlexCloneボリューム
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとNDMP
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNとVolume SnapMirror
ボリューム移動がFlexCloneファイルとFlexClone LUNに及ぼす影響
FlexGroupボリュームを使用した大規模ファイルシステム用NASストレージのプロビジョニング
CLIを使用したFlexGroupボリュームの管理
FlexGroupボリュームでサポートされる機能とサポートされない機能
FlexGroupボリュームの管理
FlexGroupボリュームのサイズを自動的に拡張および縮小するための設定
FlexGroupボリュームでのStorage Efficiencyの有効化
Snapshotコピーを使用したFlexGroupボリュームの保護
FlexGroupボリュームのデータ保護
FlexGroupボリュームのSnapMirror関係の作成
FlexGroupボリュームの一元化されたデータ保護関係の作成
FlexGroupボリュームのSVMディザスタ リカバリー関係の作成
FlexGroupの既存のSnapMirror関係からSVM DRへの移行
SVM-DR関係におけるFlexVolからFlexGroupボリュームへの変換
FlexGroupのSnapMirrorカスケード / ファンアウト関係の作成に関する考慮事項
FlexGroupボリュームに対するデータ保護処理の管理
SnapMirror関係にあるFlexGroupボリュームの拡張
FlexGroupボリュームからのSnapMirror単一ファイルのリストア
FlexVolからFlexGroupボリュームへの変換
ネットワーク管理
ネットワーク ポート
ブロードキャスト ドメイン
論理インターフェイス(LIF)
ネットワーク負荷の分散
SNMPの管理(クラスタ管理者のみ)
ネットワーク情報の表示
NASストレージの管理
ONTAP System Managerを使用したNASプロトコルの管理
CLIを使用したNFSの設定
SVMへのNFSアクセスの設定
SVMルート ボリュームのエクスポート ポリシーによるアクセスの許可
ネーム サービスの設定
ローカルUNIXユーザーおよびグループの設定
NFSでのKerberos使用によるセキュリティ強化
NFS対応SVMへのストレージ容量の追加
CLIを使用したNFSの管理
NASファイル アクセスについて
ONTAPによるNFSクライアント認証の処理
セキュリティ形式の設定
セキュリティ形式がデータ アクセスに与える影響
NFSを使用したファイル アクセスの設定
エクスポート ポリシーを使用したNFSアクセスの保護
エクスポート ポリシーがボリュームまたはqtreeへのクライアント アクセスを制御する仕組み
ネーム サービスの設定
ネーム マッピングの設定
NFSを使用したファイル アクセスの管理
不明なUNIXユーザーによるNTFSボリュームまたはqtreeへのNFSアクセスの処理
非予約ポートを使用してNFSエクスポートをマウントするクライアントに関する注意事項
ドメインの検証によるネットグループのより厳密なアクセス チェックの実行
ローカルUNIXユーザー、グループ、およびグループ メンバーに対する制限
LDAPクライアント スキーマ テンプレートの管理用コマンド
NFS Kerberosインターフェイス設定の管理用コマンド
ファイル ロックの管理
NFSでのFPolicyのfirst-readおよびfirst-writeフィルターの動作
NFSv4 ACLの管理
VMware vStorage over NFSの有効化または無効化
サポートされるNFSバージョンおよびクライアント
NFSトランキングの管理
トランキング用に新しいNFSサーバーとエクスポートを設定する
既存のNFSエクスポートをトランキング用に調整する
CLIを使用したSMBの設定
SVMへのSMBアクセスの設定
SVMルート ボリュームのエクスポート ポリシーによるアクセスの許可
Active DirectoryドメインでのSMBサーバーのセットアップ
共有ストレージへのSMBクライアント アクセスの設定
CLIを使用したSMBの管理
SMBサーバーのサポート
SMBサーバーの管理
オプションを使用したSMBサーバーのカスタマイズ
UNIXセキュリティ形式のデータに対するファイル セキュリティのSMBクライアントへの提供方法の管理
SMBサーバーのセキュリティ設定の管理
SVMディザスタ リカバリー構成でのSMBサーバー セキュリティ設定に関するガイドライン
ローカルSMBユーザーに対するパスワードの複雑さの要件の有効化と無効化
AES暗号化によるKerberosベースの通信の強固なセキュリティ設定
Kerberosベースの通信用のAES暗号化の有効化と無効化
SMB署名を使用したネットワーク セキュリティの強化
SMB経由のデータ転送でのSMBサーバーのSMB暗号化要求の設定
LDAPセッションの通信の保護
パフォーマンスと冗長性を高めるためのSMBマルチチャネルの設定
SMBサーバーでのデフォルトWindowsユーザーからUNIXユーザーへのマッピングの設定
SMBセッション経由で接続しているユーザーのタイプ情報の表示
Windowsクライアントの過剰なリソース消費を制限するコマンド オプション
従来のoplockおよびoplockリースでのクライアント パフォーマンスの向上
oplockを使用するときの書き込みキャッシュ データ消失に関する考慮事項
SMBサーバーへのグループ ポリシー オブジェクトの適用
CIFSサーバー コンピューター アカウント パスワードの管理用コマンド
ドメイン コントローラー接続の管理
非Kerberos環境でストレージにアクセスするためのnullセッションの使用
SMBサーバー用のNetBIOSエイリアスの管理
SMBサーバーに関するその他のタスクの管理
SMBを使用したファイル アクセスの設定
セキュリティ形式の設定
セキュリティ形式がデータ アクセスに与える影響
ネーム マッピングの設定
マルチドメイン ネーム マッピング検索の設定
ファイル権限を使用したファイル アクセスの保護
ダイナミック アクセス制御(DAC)を使用したファイル アクセスの保護
CIFSサーバーでダイナミック アクセス制御と集約型アクセス ポリシーを使用する際の考慮事項
ダイナミック アクセス制御が無効な場合のダイナミック アクセス制御ACEを含むACLの管理
エクスポート ポリシーを使用したSMBアクセスの保護
ストレージレベルのアクセス保護を使用したファイル アクセスの保護
SMBを使用したファイル アクセスの管理
ローカル ユーザーおよびローカル グループを使用した認証と許可
ONTAPでのローカル ユーザーとローカル グループの使用方法
ローカル グループを含むSVMでのSnapMirrorの使用に関するガイドライン
CIFSサーバーを削除したときにローカル ユーザーとローカル グループが受ける影響
BUILTINグループとローカル管理者アカウントの使用に関するガイドライン
ローカル ユーザー アカウントの管理
ローカル グループの管理
トラバース チェックのバイパスの設定
ファイル セキュリティと監査ポリシーに関する情報の表示
NTFSセキュリティ形式のボリュームのファイル セキュリティに関する情報の表示
mixedセキュリティ形式のボリュームのファイル セキュリティに関する情報の表示
UNIXセキュリティ形式のボリュームのファイル セキュリティに関する情報の表示
CLIを使用したFlexVolのNTFS監査ポリシーに関する情報の表示
CLIを使用したSVMのNTFSファイル セキュリティ、NTFS監査ポリシー、ストレージレベルのアクセス保護の管理
CLIを使用してファイルおよびフォルダーのセキュリティを設定するユースケース
CLIを使用してファイルおよびフォルダーのセキュリティを設定する場合の制限事項
セキュリティ記述子を使用したファイルおよびフォルダーのセキュリティ設定
SVMディザスタ リカバリー デスティネーションでローカル ユーザーまたはグループを使用するファイルとディレクトリーのポリシーを適用する際のガイドライン
CLIを使用したNTFSファイルおよびフォルダーに対するファイル セキュリティの設定および適用
ファイル ロックの管理
SMBクライアントベースのサービスの導入
オフライン ファイルを使用したオフラインで使用するファイルのキャッシング
SMBサーバーベースのサービスの導入
UNIXシンボリック リンクへのSMBクライアント アクセスの設定
ONTAPを使用してUNIXシンボリック リンクへのSMBクライアント アクセスを提供する方法
SMBアクセス用にUNIXシンボリック リンクを設定する場合の制限
BranchCacheを使用したブランチ オフィスでのSMB共有のコンテンツのキャッシュ
要件とガイドライン
Auto LocationとSMB自動ノード リファーラルによるクライアント応答時間の短縮
Microsoft Hyper-VおよびSQL Server向けのSMBの設定
Microsoft Hyper-V over SMBおよびSQL Server over SMBソリューション用のONTAPの設定
Hyper-VおよびSQL Server over SMBでのノンストップ オペレーション
SMB経由のノンストップ オペレーションを実現するプロトコル
Hyper-VおよびSQL Server over SMBでのノンストップ オペレーションの主要な概念
SMB 3.0の機能がSMB共有を介したノンストップ オペレーションをサポートする仕組み
リモートVSSによる共有ベースのバックアップ
SnapManager for Hyper-VによるHyper-V over SMBのリモートVSSベースのバックアップの管理方法
Hyper-V over SMBおよびSQL Server over SMB共有でのODXコピー オフロードの使用方法
設定要件と考慮事項
Hyper-V over SMB用のSMBサーバーとボリュームの要件
SQL Server over SMB用のSMBサーバーとボリュームの要件
Hyper-V over SMBでの継続的可用性を備えた共有の要件と考慮事項
SQL Server over SMBでの継続的可用性を備えた共有の要件と考慮事項
SQL ServerおよびHyper-V over SMB構成に関する推奨事項
Hyper-V over SMBおよびSQL Server over SMBでノンストップ オペレーションを実現するためのONTAP設定
Kerberos認証およびNTLMv2認証の許可の確認(Hyper-V over SMB共有)
ドメイン アカウントがデフォルトのUNIXユーザーにマッピングされていることの確認
SVMルート ボリュームのセキュリティ形式がNTFSに設定されていることの確認
パフォーマンスと冗長性を高めるためのSMBマルチチャネルの設定
SANストレージの管理
SANの概念
SANボリュームについて
igroupのイニシエータのWWPNとiSCSIノード名の指定
VMwareとMicrosoftのコピー オフロードによるストレージ仮想化
SAN管理
igroupとポートセットの管理
iSCSIプロトコルの管理
NVMeプロトコルの管理
FCアダプターを搭載したシステムの管理
すべてのSANプロトコルのLIFの管理
SANデータ保護
LUNの移動またはコピーがSnapshotコピーに及ぼす影響
FlexClone LUNを使用したデータの保護
FlexCloneファイルおよびFlexClone LUNを自動的に削除するためのFlexVolの設定
SAN環境でのSnapVaultバックアップの設定と使用
SAN構成に関するリファレンス
FCの構成
FCアダプターを搭載したシステムの管理
Fibre ChannelおよびFCoEのゾーニング
S3オブジェクト ストレージの管理
設定
SVMへのS3アクセスの設定
アクセス ポリシー ステートメントの作成と変更
S3オブジェクト ストレージへのクライアント アクセスの有効化
リモートのFabricPool階層化用ONTAP S3アクセスの有効化
S3 SnapMirrorによるバケットの保護
認証とアクセス制御
管理者認証とRBACの管理
ログイン アカウントの作成
ローカル アカウント アクセスの有効化
アクセス制御ロールの管理
OAuth 2.0を使用した認証と許可
Webサービスの管理
セキュリティとデータ暗号化
ONTAP System Managerを使用したセキュリティ
ランサムウェアからの保護
ウイルスからの保護
スキャナ プールの設定
SVMでのNASイベントの監査
監査できるNFSファイルおよびディレクトリーのアクセス イベント
ファイルおよびディレクトリーに適用されている監査ポリシーに関する情報の表示
Windowsの[セキュリティ]タブを使用した監査ポリシーに関する情報の表示
監査できるCLI変更イベント
SVMでのFPolicyによるファイルの監視と管理
FPolicyとは
FPolicy設定の計画
FPolicy設定時の要件、考慮事項、およびベストプラクティス
FPolicy外部エンジンの設定の計画
SSL認証接続を使用するためのFPolicy外部エンジン設定についての追加情報
非ID保持設定のSVMディザスタ リカバリー関係で証明書がレプリケートされない
FPolicy設定の管理
FPolicy設定に関する情報の表示
セキュリティ トレースを使用したアクセスの検証
セキュリティ トレースの実行
CLIを使用した暗号化の管理
Volume Encryptionの設定
ハードウェアベースの暗号化の設定
外部キー管理の設定
Encryptionの管理
volume encryption rekey startコマンドを使用したボリュームの暗号化キーの変更
Storage Encryptionの認証キーのローテーション
暗号化されたボリュームでのデータのセキュアー パージ
SnapMirror関係にない暗号化されたボリュームでのデータのセキュアー パージ
FIPSドライブまたはSEDのデータにアクセスできない状態にする方法
データ保護とディザスタ リカバリー
ONTAP System Managerによるデータ保護
CLIを使用したクラスタとSVMのピアリング
ローカルSnapshotコピーの管理
手動でのSnapshotコピーの管理
SnapMirrorボリューム レプリケーション
SnapMirror Synchronousディザスタ リカバリーの基本
StrictSyncポリシーとSyncポリシーでサポートされるワークロードについて
SnapMirrorテクノロジを使用したバックアップのアーカイブ
SnapMirrorのライセンス
SnapMirrorボリューム レプリケーションの管理
レプリケーション関係の一度に一手順での設定
SnapMirror Synchronous関係のモードの変換
SnapMirrorフェイルオーバー テスト ボリュームの作成と削除
SnapMirror DRデスティネーション ボリュームからのデータの提供
SnapMirrorデスティネーション ボリュームからのファイルのリストア
SnapMirror SVMレプリケーションの管理
SnapMirrorの技術的な詳細
SnapMirror Active Sync
SnapMirror Active Syncの管理とデータの保護
MetroClusterとSnapMirror Active SyncのためのMediatorサービス
インストールまたはアップグレード
ONTAP System Managerを使用したMetroClusterサイトの管理
MetroClusterのスイッチオーバーとスイッチバックの実行
テープ バックアップを使用したデータ保護
テープ ドライブの管理
FlexVolのNDMP
FlexVolのSVMを対象としたNDMPモードの管理
異なるLIFタイプでのバックアップおよびリストアに使用できるボリュームとテープ デバイス
FlexVolのテープ バックアップおよびリストア処理の監視
FlexVolのテープ バックアップおよびリストアに関するエラー メッセージ
バックアップおよびリストアに関するエラー メッセージ
Resource limitation: no available thread
Maximum number of allowed dumps or restores (maximum session limit) in progress
Tape write failed - new tape encountered media error
Tape write failed - new tape is broken or write protected
Tape write failed - new tape is already at the end of media
Tape record size is too small.Try a larger size.
NDMPに関するエラー メッセージ
Message from Read Socket: error_string
Message from Write Dirnet: error_string
ndmpd invalid version number: version_number ``
ndmpd session session_ID not active
Could not obtain vol ref for Volume volume_name
DATA LISTEN: CAB data connection prepare precondition error
DATA CONNECT: CAB data connection prepare precondition error
Error:show failed: Cannot get password for user '<username>'
ダンプに関するエラー メッセージ
Destination volume is read-only
Destination qtree is read-only
Dumps temporarily disabled on volume, try again
Restore of the file <file name> failed
Truncation failed for src inode <inode number>…
SMTapeに関するエラー メッセージ
Failed to initialize restore stream
Image header missing or corrupted
Invalid backup image magic number
Job aborted due to Snapshot autodelete
Tape is currently in use by other operations
Transfer failed (Aborted due to MetroCluster operation)
Transfer failed (ARL initiated abort)
Transfer failed (CFO initiated abort)
Transfer failed (SFO initiated abort)
Underlying aggregate under migration
NDMP設定
ElementソフトウェアとONTAPのレプリケーション
ElementソフトウェアでのSnapMirrorの有効化
レプリケーション関係の設定
SnapMirror DRデスティネーション ボリュームからのデータの提供
イベント、パフォーマンス、健全性の監視
ONTAP System Managerを使用したクラスタ パフォーマンスの監視
CLIを使用したクラスタ パフォーマンスの監視と管理
パフォーマンスの問題の管理
基本的なインフラ チェックの実施
Unified Managerを使用したクラスタ パフォーマンスの監視
AutoSupport
ONTAP System ManagerによるAutoSupportの管理
CLIによるAutoSupportの管理
AutoSupportメッセージが送信されるタイミングおよび場所
AutoSupportによるイベントトリガー型メッセージの作成と送信
イベントトリガー型AutoSupportメッセージで送信されるファイル
週単位のAutoSupportメッセージで送信されるファイル
スケジュールされたメンテナンス時間中のAutoSupportケースの抑制
メッセージを受信しない場合のAutoSupportのトラブルシューティング
HTTPまたはHTTPS経由でのAutoSupportメッセージ配信のトラブルシューティング
ファイルシステム分析
物理ポートを組み合わせたインターフェイス グループの作成
インターフェイス グループ(別名リンク アグリゲーション グループ[LAG])は、同じノードの2つ以上の物理ポートを1つの論理ポートとして組み合わせることで作成します。論理ポートを使用すると、耐障害性と可用性が向上し、負荷も共有できます。
インターフェイス グループの種類
ストレージ システムでは、シングルモード、スタティック マルチモード、およびダイナミック マルチモードという3種類のインターフェイス グループがサポートされています。各インターフェイス グループは、フォールト トレランスのレベルが異なります。マルチモード インターフェイス グループは、ネットワーク トラフィックのロード バランシング方法を提供します。
シングルモード インターフェイス グループの特性
シングルモード インターフェイス グループでは、インターフェイス グループの1つのインターフェイスだけがアクティブになります。他のインターフェイスはスタンバイで、アクティブなインターフェイスに障害が発生した場合に動作を引き継ぎます。
シングルモード インターフェイス グループの特性は、次のとおりです。
-
フェイルオーバーでは、クラスタがアクティブ リンクを監視して、フェイルオーバーを制御します。
クラスタがアクティブ リンクを監視するので、スイッチを設定する必要はありません。 -
シングルモード インターフェイス グループには、複数のスタンバイ インターフェイスを設定できます。
-
シングルモード インターフェイス グループが複数のスイッチをカバーする場合は、スイッチどうしをInter-Switch Link(ISL;スイッチ間リンク)で接続する必要があります。
-
シングルモード インターフェイス グループでは、スイッチ ポートが同じブロードキャスト ドメインに属している必要があります。
-
ポートが同じブロードキャスト ドメイン内にあるかを確認するために、リンク監視用ARPパケット(送信元アドレスは0.0.0.0)がポートを介して送信されます。
次の図はシングルモード インターフェイス グループの例です。この例では、e0aとe1aがa0aというシングルモード インターフェイス グループを構成しています。アクティブ インターフェイスのe0aに障害が発生すると、スタンバイ インターフェイスのe1aが処理を引き継ぎ、スイッチとの接続を維持します。
シングルモード機能を実現するためには、フェイルオーバー グループを使用するアプローチが推奨されます。フェイルオーバー グループを使用すると、2番目のポートを引き続き他のLIFに使用でき、未使用のままにする必要がありません。またフェイルオーバー グループは、複数のポートにまたがることも、複数のノードのポートにまたがることも可能です。 |
スタティック マルチモード インターフェイス グループの特性
ONTAPに実装されているスタティック マルチモード インターフェイス グループは、IEEE 802.3ad(static)に準拠しています。スタティック マルチモード インターフェイス グループでは、アグリゲーションはサポートするがアグリゲーション設定のための制御パケット交換は行わないスイッチを使用できます。
スタティック マルチモード インターフェイス グループは、Link Aggregation Control Protocol(LACP)とも呼ばれるIEEE 802.3ad(dynamic)に準拠していません。LACPはポート アグリゲーション プロトコル(PAgP)と同等な、Cisco独自のリンク ポート アグリゲーション プロトコルです。
スタティック マルチモード インターフェイス グループの特性は、次のとおりです。
-
インターフェイス グループ内のすべてのインターフェイスがアクティブで、単一のMACアドレスを共有します。
-
複数の接続が、インターフェイス グループ内のインターフェイスに分散されます。
-
各接続またはセッションが、インターフェイス グループ内の1つのインターフェイスを使用します。
シーケンシャル ロード バランシング方式を使用する場合、すべてのセッションはパケット ベースで使用可能なリンク全体で分散され、インターフェイス グループの特定のインターフェイスにバインドされません。
-
-
スタティック マルチモード インターフェイス グループは、最大「n-1」個のインターフェイスの障害から回復することができます。この「n」は、インターフェイス グループを構成しているインターフェイスの合計数です。
-
あるポートで障害が発生した場合や切断された場合は、そのリンクを経由していたトラフィックが残りのインターフェイスの1つに自動的に再分散されます。
-
スタティック マルチモード インターフェイス グループではリンクの喪失は検出できますが、クライアントへの接続の切断や、接続性とパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるスイッチの設定ミスは検出できません。
-
スタティック マルチモード インターフェイス グループには、複数のスイッチ ポートでのリンク アグリゲーションをサポートするスイッチが必要です。
インターフェイス グループの各リンクの接続先ポートがすべて1つの論理ポートを構成するよう、そのスイッチを設定します。一部のスイッチは、ジャンボ フレーム用に構成されたポートのリンク アグリゲーションをサポートしていない場合があります。詳細については、スイッチ ベンダーのマニュアルを参照してください。 -
スタティック マルチモード インターフェイス グループのインターフェイス間でのトラフィック分散には、いくつかのロード バランシング オプションを使用できます。
次の図はスタティック マルチモード インターフェイス グループの例を示したものです。インターフェイスe0a、e1a、e2a、およびe3aは、a1aというマルチモード インターフェイス グループの一部です。このa1aマルチモード インターフェイス グループの4つのインターフェイスはすべてアクティブです。
1つの集約リンク内のトラフィックを複数の物理スイッチに分散するテクノロジがいくつか存在します。この機能を有効にするテクノロジは、ネットワーキング製品によって異なります。ONTAPのスタティック マルチモード インターフェイス グループは、IEEE 802.3規格に準拠しています。IEEE 802.3規格に対応または準拠すると言われている複数スイッチ リンク アグリゲーション テクノロジであれば、ONTAPと一緒に使用できます。
IEEE 802.3規格には、集約リンク内の送信デバイスが、送信用の物理インターフェイスを決定することが規定されています。そのため、ONTAPが受け持つのは発信トラフィックの分散だけで、着信フレームの受信方法を制御することはできません。集約リンクでの着信トラフィックの転送を管理または制御するためには、直接接続されたネットワーク デバイス上でその転送を変更する必要があります。
ダイナミック マルチモード インターフェイス グループ
ダイナミック マルチモード インターフェイス グループは、Link Aggregation Control Protocol(LACP)を実装して、直接接続されたスイッチへのグループ メンバーシップの通信を行います。LACPを使用すると、リンク ステータスの喪失および直接接続されたスイッチ ポートと通信できないノードを検出できます。
ONTAPに実装されているダイナミック マルチモード インターフェイス グループは、IEEE 802.3 AD(802.1AX)に準拠しています。ONTAPは、Cisco独自のリンク アグリゲーション プロトコルであるPort Aggregation Protocol(PAgP)をサポートしていません。
ダイナミック マルチモード インターフェイス グループには、LACPをサポートするスイッチが必要です。
ONTAPは、アクティブまたはパッシブ モードに設定されているスイッチとの相性がよい、設定不可のアクティブ モードでLACPを実装します。ONTAPは、IEEE 802.3 AD(802.1AX)の規定に従い、longおよびshortのLACPタイマーを実装し、設定不可の値(3秒と90秒)で使用します。
ONTAPのロード バランシング アルゴリズムは、発信トラフィックの転送に使用されるメンバー ポートを決定しますが、着信フレームの受信方法は制御しません。スイッチは、そのポート チャネル グループに設定されたロード バランシング アルゴリズムに基づいて、転送に使用されるポート チャネル グループのメンバー(個々の物理ポート)を決定します。したがって、スイッチの設定により、トラフィックを受信するストレージ システムのメンバー ポート(個々の物理ポート)が決まります。スイッチ設定の詳細については、スイッチ ベンダーのマニュアルを参照してください。
あるインターフェイスが、連続したLACPプロトコル パケットの受信に失敗すると、そのインターフェイスに対しては「ifgrp status」コマンドで「lag_inactive」と出力されます。既存のトラフィックは、他のアクティブなインターフェイスに自動的に再ルーティングされます。
ダイナミック マルチモード インターフェイス グループを使用する場合、以下のルールが適用されます。
-
ダイナミック マルチモード インターフェイス グループは、ポートベース、IPベース、MACベース、またはラウンドロビンによるロード バランシング方式を使用するように設定する必要があります。
-
ダイナミック マルチモード インターフェイス グループでは、すべてのインターフェイスをアクティブにして、1つのMACアドレスを共有する必要があります。
次の図は、ダイナミック マルチモード インターフェイス グループの例です。インターフェイスe0a、e1a、e2a、およびe3aは、a1aというマルチモード インターフェイス グループの一部です。a1aダイナミック マルチモード インターフェイス グループの4つのインターフェイスはすべてアクティブです。
マルチモード インターフェイス グループでのロード バランシング
IPアドレス ベース、MACアドレス ベース、シーケンシャル、またはポートベースのロード バランシング方式を使用してマルチモード インターフェイス グループのネットワーク ポート上でネットワーク トラフィックを均等に分散させることにより、マルチモード インターフェイス グループのすべてのインターフェイスが送信トラフィックに均等に利用されるようにすることができます。
マルチモード インターフェイス グループのロード バランシング方式を指定できるのは、インターフェイス グループの作成時だけです。
ベストプラクティス:可能なかぎり、ポートベースのロード バランシングを使用することが推奨されます。特別な理由やネットワークに制限があって難しい場合を除き、ポートベースのロード バランシングを使用してください。
ポートベースのロード バランシング
ポートベースのロード バランシングは推奨される方式です。
ポートベースのロード バランシング方式を使用して、マルチモード インターフェイス グループのトラフィックをトランスポート レイヤー(TCPまたはUDP)ポートに基づいて均等に分散させることができます。
ポートベースのロード バランシング方式では、トランスポート レイヤーのポート番号に加えて、送信元と受信側のIPアドレスに対して高速ハッシュ アルゴリズムを使用します。
IPアドレスおよびMACアドレスによるロード バランシング
IPアドレスおよびMACアドレスによるロード バランシングは、マルチモード インターフェイス グループのトラフィックを均等にする方式です。
これらのロード バランシング方式では、送信元アドレスと受信側アドレス(IPアドレスおよびMACアドレス)に対して高速ハッシュ アルゴリズムを使用します。ハッシュ アルゴリズムの結果が、リンク状態がUPでないインターフェイスに一致した場合は、次のアクティブなインターフェイスが使用されます。
ルーターに直接接続しているシステムでインターフェイス グループを作成する場合は、MACアドレスによるロード バランシング方式を選択しないでください。このような構成では、すべての発信IPフレームの宛先MACアドレスはルーターのMACアドレスになります。そのため、使用されるインターフェイス グループのインターフェイスは1つだけになります。 |
IPアドレスによるロード バランシングは、IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方で同様に機能します。
シーケンシャル ロード バランシング
シーケンシャル ロード バランシングでは、ラウンドロビン アルゴリズムを使用して複数のリンク間でパケットを均等に分散できます。単一の接続のトラフィックのロード バランシングによって負荷を複数のリンクに分散させて、単一の接続のスループットを向上させるには、シーケンシャル オプションを使用します。
ただし、シーケンシャル ロード バランシングでは、パケット配信の順序が乱れてパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。このため、一般にシーケンシャル ロード バランシングは推奨されません。
インターフェイス グループ(別名LAG)の作成
インターフェイス グループ(別名LAG)をシングルモード、スタティック マルチモード、またはダイナミック マルチモード(LACP)で作成すると、グループ内のネットワーク ポートの機能を組み合わせて1つのインターフェイスとしてクライアントに提供できます。
実行する手順は、ONTAP System ManagerとCLIのどちらのインターフェイスを使用するかによって異なります。
ONTAP System Managerを使用したLAGの作成
-
[ネットワーク] > [イーサネットポート] > [+ リンクアグリゲーショングループ]の順に選択して、LAGを作成します。
-
ドロップダウン リストからノードを選択します。
-
次のいずれかを選択します。
-
ONTAPでブロードキャスト ドメインを自動で選択する(推奨)。
-
ブロードキャスト ドメインを手動で選択する。
-
-
LAGを構成するポートを選択します。
-
モードを選択します。
-
Single:一度に1つのポートのみが使用されます。
-
Multiple:すべてのポートを同時に使用できます。
-
LACP:LACPプロトコルによって、使用できるポートが決まります。
-
-
負荷分散を選択します。
-
IP based
-
MAC based
-
Port
-
Sequential
-
-
変更を保存します。
CLIを使用したインターフェイス グループの作成
ポート インターフェイス グループの設定に適用されるすべての制限事項については、network port ifgrp add-port
のマニュアル ページを参照してください。
マルチモード インターフェイス グループを作成するときは、次のいずれかのロード バランシング方式を指定できます。
-
port
:ネットワーク トラフィックをトランスポート レイヤー(TCPまたはUDP)ポートに基づいて分散させます。これは推奨されるロード バランシング方式です。 -
mac
:ネットワーク トラフィックをMACアドレスに基づいて分散させます。 -
ip
:ネットワーク トラフィックをIPアドレスに基づいて分散させます。 -
sequential
:ネットワーク トラフィックを受信した順に分散させます。
インターフェイス グループのMACアドレスは、基盤のポートの順序およびそれらのポートがブートアップ時にどのように初期化されるかによって決まります。そのため、ifgrpのMACアドレスがリブート後やONTAPのアップグレード後に変わる可能性があることを想定してください。 |
network port ifgrp create
コマンドを使用して、インターフェイス グループを作成します。
インターフェイス グループの名前は、a<number><letter>
という形式にする必要があります。たとえば、a0a、a0b、a1c、a2aは有効なインターフェイス グループ名です。
このコマンドの詳細については、ONTAP 9のコマンド リファレンスを参照してください。
次の例は、分散機能をportに、モードをmultimodeに設定して、a0aという名前のインターフェイス グループを作成する方法を示しています。
network port ifgrp create -node cluster-1-01 -ifgrp a0a -distr-func port -mode multimode
インターフェイス グループ(別名LAG)へのポートの追加
すべてのポート速度のインターフェイス グループ(別名LAG)に、最大16個の物理ポートを追加できます。
実行する手順は、ONTAP System ManagerとCLIのどちらのインターフェイスを使用するかによって異なります。
ONTAP System Managerを使用したLAGへのポートの追加
-
[ネットワーク] > [イーサネットポート] > [LAG]の順に選択して、LAGを編集します。
-
同じノードからLAGに追加するポートを選択します。
-
変更を保存します。
CLIを使用したインターフェイス グループへのポートの追加
インターフェイス グループにネットワーク ポートを追加します。
network port ifgrp add-port
このコマンドの詳細については、ONTAP 9のコマンド リファレンスを参照してください。
次の例は、a0aというインターフェイス グループにポートe0cを追加する方法を示しています。
network port ifgrp add-port -node cluster-1-01 -ifgrp a0a -port e0c
ONTAP 9.8以降では、最初の物理ポートがインターフェイス グループに追加されてから約1分後に、適切なブロードキャスト ドメインにインターフェイス グループが自動的に配置されます。ONTAPでこの処理を行わずに手動でインターフェイス グループをブロードキャスト ドメインに配置する場合は、ifgrp add-port
コマンドに-skip-broadcast-domain-placement
パラメーターを指定します。
インターフェイス グループ(別名LAG)からのポートの削除
LIFをホストするインターフェイス グループからポートを削除できます。ただし、削除するポートがインターフェイス グループ内の最後のポートでない場合に限ります。最後のポートをインターフェイス グループから削除しないという前提により、インターフェイス グループがLIFをホストできない、またはインターフェイス グループをLIFのホーム ポートに指定できないという要件はありません。ただし、最後のポートを削除する場合は、先にインターフェイス グループからLIFを移行または移動しておく必要があります。
インターフェイス グループ(別名LAG)からは最大16個のポート(物理インターフェイス)を削除できます。
実行する手順は、ONTAP System ManagerとCLIのどちらのインターフェイスを使用するかによって異なります。
ONTAP System Managerを使用したLAGからのポートの削除
-
[ネットワーク] > [イーサネットポート] > [LAG]の順に選択して、LAGを編集します。
-
LAGから削除するポートを選択します。
-
変更を保存します。
CLIを使用したインターフェイス グループからのポートの削除
インターフェイス グループからネットワーク ポートを削除します。
network port ifgrp remove-port
次の例は、a0aというインターフェイス グループからポートe0cを削除する方法を示しています。
network port ifgrp remove-port -node cluster-1-01 -ifgrp a0a -port e0c
インターフェイス グループ(別名LAG)の削除
基盤となる物理ポートに直接LIFを設定する場合、またはインターフェイス グループ(別名LAG)のモードや分散機能を変更する場合は、インターフェイス グループ(別名LAG)を削除することができます。
-
LIFをホストしているインターフェイス グループ(別名LAG)は削除できません。
-
LIFのホーム ポートまたはフェイルオーバー ターゲットであるインターフェイス グループ(別名LAG)は削除できません。
実行する手順は、ONTAP System ManagerとCLIのどちらのインターフェイスを使用するかによって異なります。
ONTAP System Managerを使用したLAGの削除
-
[ネットワーク] > [イーサネットポート] > [LAG]の順に選択して、LAGを削除します。
-
削除するLAGを選択します。
-
LAGを削除します。
CLIを使用したインターフェイス グループの削除
network port ifgrp delete
コマンドを使用して、インターフェイス グループを削除します。
このコマンドの詳細については、ONTAP 9のコマンド リファレンスを参照してください。
次に、a0bという名前のインターフェイス グループを削除する例を示します。
network port ifgrp delete -node cluster-1-01 -ifgrp a0b