エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

ONTAPによるファイル名とディレクトリー名の作成方法

ONTAPは、SMBクライアントからアクセスされるすべてのディレクトリー内のファイルまたはディレクトリーに対して2つの名前が作成され、保持されます。元の長い名前と8.3形式の名前です。

名前が8文字を超える、または拡張子が3文字を超える(ファイルの場合)ファイル名やディレクトリー名について、ONTAPは次のように8.3形式の名前を生成します。

  • 名前が6文字を超える場合は、元のファイル名またはディレクトリー名が6文字に切り捨てられます。

  • 切り捨てによって一意でなくなったファイル名またはディレクトリー名には、チルダ(~)と1~5の数字が追加されます。

    同様の名前が6つ以上あって数字が足りなくなった場合には、元の名前とは無関係な一意の名前が作成されます。

  • ファイルの場合は、ファイル名の拡張子が3文字に切り捨てられます。

たとえば、NFSクライアントが specifications.html という名前のファイルを作成すると、ONTAPによって specif~1.htm という8.3形式のファイル名が作成されます。この名前がすでに存在している場合は、ファイル名の最後の番号が別の番号になります。たとえば、NFSクライアントが specifications_new.html という別の名前のファイルを作成すると、specifications_new.html の8.3形式の名前は specif~2.htm になります。

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