エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9

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DNSロード バランシングの仕組み

クライアントは、LIFに関連付けられたIPアドレス、または複数のIPアドレスに関連付けられたホスト名を指定することにより、SVMをマウントします。デフォルトでは、すべてのLIFのワークロードバランスが取れるように、サイト規模のDNSサーバーによってラウンドロビン方式でLIFが選択されます。

ラウンドロビン方式のロード バランシングでは、LIFのいくつかが過負荷になることがあります。そのため、SVMでホスト名の解決を取り扱うDNSのロード バランシング ゾーンを使用するオプションがあります。DNSロード バランシング ゾーンを使用すると、新しいクライアント接続が利用可能なリソース間でバランスよく配分されるので、クラスタのパフォーマンスの向上につながります。

DNSロード バランシング ゾーンは、すべてのLIFの負荷を動的に評価して、負荷が適切に割り当てられたLIFを返す、クラスタ内のDNSサーバーです。ロード バランシング ゾーンでは、DNSが負荷に基づいてそれぞれのLIFに重み(メトリック)を割り当てます。

すべてのLIFに、ポートの負荷とホーム ノードのCPU利用率に基づいて重みが割り当てられます。DNSクエリでは、負荷が低いポートのLIFから優先的に返されます。重みは手動で割り当てることもできます。

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