ONTAP 9.13

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新しいLDAPクライアント スキーマの作成

環境で使用するLDAPスキーマがONTAPのデフォルトと異なる場合は、LDAPクライアント設定を作成する前に、ONTAP用の新しいLDAPクライアント スキーマを作成する必要があります。

タスク概要

ほとんどのLDAPサーバーでは、ONTAPが提供する次のデフォルト スキーマを使用できます。

  • MS-AD-BIS(Windows Server 2012以降のほとんどのADサーバーで優先されるスキーマ)

  • AD-IDMU(Windows Server 2008、Windows Server 2012、およびそれ以降のADサーバー)

  • AD-SFU(Windows Server 2003以前のADサーバー)

  • RFC-2307(UNIX LDAPサーバー)

デフォルト以外のLDAPスキーマを使用する必要がある場合は、LDAPクライアント設定を作成する前にスキーマを作成しておく必要があります。新しいスキーマを作成する前に、LDAP管理者にお問い合わせください。

ONTAPに用意されているデフォルトのLDAPスキーマは変更できません。新しいスキーマを作成するには、コピーを作成し、そのコピーを必要に応じて変更します。

手順
  1. 既存のLDAPクライアント スキーマのテンプレートを表示して、コピーするスキーマを特定します。

    vserver services name-service ldap client schema show

  2. 権限レベルをadvancedに設定します。

    set -privilege advanced

  3. 既存のLDAPクライアント スキーマのコピーを作成します。

    vserver services name-service ldap client schema copy -vserver vserver_name -schema existing_schema_name -new-schema-name new_schema_name

  4. 新しいスキーマを変更し、環境に合わせてカスタマイズします。

    vserver services name-service ldap client schema modify

  5. admin権限レベルに戻ります。

    set -privilege admin

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