エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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ストレージ効率化情報の表示の有効化

システム内のすべてのアグリゲートのストレージ効率化に関する情報を表示するには、storage aggregate show-efficiencyコマンドを使用します。

storage aggregate show-efficiencyコマンドでは、指定するコマンド オプションに応じて3種類のビューを表示できます。

デフォルト ビュー

デフォルト ビューには、各アグリゲートの総削減率が表示されます。

cluster1::> storage aggregate show-efficiency

詳細ビュー

-detailsコマンド オプションを使用して、詳細ビューを表示します。このビューには次の情報が表示されます。

  • 各アグリゲートの総削減率

  • Snapshotコピーを除いた総削減率

  • 次の効率化テクノロジ別の削減率の内訳:ボリュームの重複排除、ボリュームの圧縮、Snapshotコピー、クローン、データ コンパクション、アグリゲートのインライン重複排除

cluster1::> storage aggregate show-efficiency -details

アドバンスト ビュー

アドバンスト ビューは詳細ビューと似ていますが、使用済みの論理容量と物理容量の詳細が表示されます。

このコマンドは、advanced権限レベルで実行する必要があります。set -privilege advancedコマンドを使用して、advanced権限に切り替えます。

コマンド プロンプトの表示がcluster::*>に切り替わります。

cluster1::> set -privilege advanced

-advancedコマンド オプションを使用して、アドバンスト ビューを表示します。

cluster1::*> storage aggregate show-efficiency -advanced

1つのアグリゲートの削減率だけを表示するには、-aggregate aggregate_nameコマンドを使用します。このコマンドはadvanced権限レベルだけでなくadminレベルでも実行できます。

cluster1::> storage aggregate show-efficiency -aggregate aggr1

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