ONTAP 9.13

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リバートした場合のBranchCacheの動作

ONTAPをBranchCacheがサポートされないリリースにリバートするときは、それを実行した場合の動作について理解しておくことが重要です。

  • ONTAPをBranchCacheがサポートされないバージョンにリバートすると、BranchCache対応クライアントに対してSMB共有でBranchCacheの機能が通知されなくなります。そのため、クライアントからハッシュ情報が要求されることはありません。

    クライアントでは、代わりに、通常のSMB読み取り要求を使用して実際のコンテンツを要求します。これに対する応答として、SMBサーバーからStorage Virtual Machine(SVM)に格納されている実際のコンテンツが送信されます。

  • ハッシュ ストアをホストするノードをBranchCacheがサポートされないリリースにリバートする場合、リバート時に出力されるコマンドを使用して、ストレージ管理者が手動でBranchCacheの設定をリバートする必要があります。

    このコマンドでは、BranchCacheの設定とハッシュが削除されます。

    リバートの完了後、必要に応じて、ハッシュ ストアが格納されていたディレクトリーを手動で削除できます。

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