エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9.14

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FC構成およびFC-NVMe構成におけるクラスタあたりのサポートされるホスト数の確認

クラスタに接続できるSANホストの最大数は、以下のようなクラスタのさまざまな属性の組み合わせによって大きく異なります。

  • クラスタの各ノードに接続されるホストの数

  • ホストあたりのイニシエータ数

  • ホストあたりのセッション数

  • クラスタ内のノード数

タスク概要

FC構成およびFC-NVMe構成では、システムのInitiator-Target Nexus(ITN;イニシエータ-ターゲット接続)の数に基づいて、クラスタにホストを追加できるかどうかを判断します。

1つのITNは、ホストのイニシエータからストレージ システムのターゲットへの1つのパスに該当します。FC構成およびFC-NVMe構成のノードあたりの最大ITN数は2,048です。ITNがこの最大数を超えない限り、クラスタにホストを追加できます。

クラスタで使用されているITNの数を確認するには、クラスタの各ノードで次の手順を実行します。

手順
  1. ノードのLIFをすべて特定します。

  2. ノードのすべてのLIFに対して次のコマンドを実行します。

    fcp initiator show -fields wwpn, lif

    コマンド出力の一番下に表示されたエントリ数が、そのLIFのITN数です。

  3. それぞれのLIFについて、表示されたITN数を記録します。

  4. クラスタのすべてのノードの各LIFのITN数を合計します。

    この値がクラスタのITNの総数になります。

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