エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9.14

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スイッチオーバーとスイッチバック間のポート重複の防止

SAN環境では、古いポートがオフラインになって新しいポートがオンラインになる際にポートの重複が起こらないように、フロントエンド スイッチを設定できます。

スイッチオーバー中に、ファブリック側でディザスタ サイトのFCポートがオフラインであることが検出されてネーム サービスとディレクトリー サービスから削除される前に、サバイバー サイトのFCポートがファブリックにログインする場合があります。

ディザスタ サイトのFCポートが削除される前にサバイバー サイトのFCポートがファブリックにログインしようとすると、WWPNの重複によりログインが拒否される可能性があります。FCスイッチのこの動作は、既存のデバイスではなく前のデバイスのログインを優先するように変更できます。この動作が他のファブリック デバイスに与える影響を確認する必要があります。詳細についてはスイッチ ベンダーにお問い合わせください。

スイッチ タイプに合った正しい手順を実行してください。

Ciscoスイッチ
  1. スイッチに接続してログインします。

  2. 構成モードに切り替えます。

    switch# config t
    switch(config)#
  3. ネーム サーバー データベースの最初のデバイス エントリを新しいデバイスで上書きします。

    switch(config)# no fcns reject-duplicate-pwwn vsan 1
  4. スイッチでNX-OS 8.xが実行されている場合は、flogi quiesce timeoutがゼロに設定されていることを確認します。

    1. quiesce timervalを表示します。

      switch(config)# show flogi interval info \| i quiesce

       Stats:  fs flogi quiesce timerval:  0
    2. 前の手順の出力でtimervalがゼロになっていない場合は、timervalをゼロに設定します。

      switch(config)# flogi scale enable

      switch(config)$ flogi quiesce timeout 0

Brocadeスイッチ
  1. スイッチに接続してログインします。

  2. switchDisableコマンドを入力します。

  3. configureコマンドを入力し、プロンプトでyキーを押します。

     F-Port login parameters (yes, y, no, n): [no] y
  4. 設定1を選択します。

    - 0: First login take precedence over the second login (default)
    - 1: Second login overrides first login.
    - 2: the port type determines the behavior
    Enforce FLOGI/FDISC login: (0..2) [0] 1
  5. 残りのプロンプトに応答するか、Ctrl+Dキーを押します。

  6. switchEnableコマンドを入力します。

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