ONTAP 9.13

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ndmpcopyコマンドのオプション

データを正常に転送するには、ndmpcopy ノードシェル コマンドで使用できるオプションについて理解しておく必要があります。

次の表は、使用可能なオプションを示しています。詳細については、ノードシェルから利用可能な ndmpcopy のマニュアル ページを参照してください。

オプション 説明

-sa username:[password]

ソース ストレージ システムに接続するための、ソース側の認証のユーザー名とパスワードを設定します。これは必須のオプションです。

管理者権限を持たないユーザーは、そのユーザーに対応する、システムによって生成されたNDMP固有のパスワードを指定する必要があります。システムによって生成されたパスワードは、adminユーザーとadmin以外のユーザーの両方に必須です。

-da username:[password]

デスティネーション ストレージ システムに接続するための、デスティネーション側の認証のユーザー名とパスワードを設定します。これは必須のオプションです。

-st {md5|text}

ソース ストレージ システムに接続するときに使用する、ソース側の認証タイプを設定します。これは必須のオプションであるため、ユーザーは text オプションか md5 オプションを指定する必要があります。

-dt {md5|text}

デスティネーション ストレージ システムに接続するときに使用する、デスティネーション側の認証タイプを設定します。

-l

転送に使用するダンプ レベルを、指定した値に設定します。有効な値は 0 および 19 です。0 はフル転送、19 は増分転送を指定します。デフォルトは 0 です。

-d

ndmpcopyデバッグ ログ メッセージの生成が有効になります。ndmpcopyデバッグ ログ ファイルは /mroot/etc/log ルート ボリュームに保存されます。ndmpcopyデバッグ ログ ファイルの名前は、ndmpcopy.yyyymmdd という形式になります。

-f

強制モードが有効になります。このモードでは、7-Modeボリュームのルートで /etc ディレクトリーのシステム ファイルを上書きできます。

-h

ヘルプ メッセージが出力されます。

-p

ソース側とデスティネーション側の認証用のパスワードを入力するよう求められます。このパスワードによって、-sa オプションと -da オプションで指定されたパスワードが無効になります。

このオプションは、対話型コンソールでコマンドを実行する場合にのみ使用できます。

-exclude

データ転送用に指定するパスから、指定されたファイルまたはディレクトリーを除外します。ディレクトリーまたはファイルの名前(*.pst*.txt など)をカンマで区切ったリストを値として指定できます。

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