エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

クォータ ポリシーの割り当てに関する注意事項

クォータ ポリシーは、SVMのすべてのFlexVolに対するクォータ ルールをグループ化したものです。クォータ ポリシーを割り当てる際には、特定の考慮事項を理解しておく必要があります。

  • SVMには、常に1つのクォータ ポリシーが割り当てられています。SVMが作成されると、空のクォータ ポリシーが作成され、SVMに割り当てられます。このデフォルトのクォータ ポリシーには、SVMの作成時に別の名前を指定しないかぎり、「default」という名前が付けられます。

  • SVMには、最大5つのクォータ ポリシーを設定できます。1つのSVMに5つのクォータ ポリシーが存在する場合、既存のクォータ ポリシーを削除しないかぎり、そのSVMに新しいクォータ ポリシーを作成できません。

  • クォータ ポリシーのクォータ ルールを作成または変更する場合、次のいずれかの方法を選択できます。

    • SVMに割り当てられているクォータ ポリシーを直接編集します。その場合、そのクォータ ポリシーをSVMに割り当てる必要はありません。

    • 割り当てられていないクォータ ポリシーを編集し、そのポリシーをSVMに割り当てます。その場合、必要に応じて元に戻せるように、クォータ ポリシーのバックアップを作成しておく必要があります。

      たとえば、割り当てられているクォータ ポリシーのコピーを作成して、そのコピーを変更し、変更したコピーをSVMに割り当て、元のクォータ ポリシーの名前を変更します。

  • クォータ ポリシーの名前変更は、そのクォータ ポリシーがSVMに割り当てられている場合でも可能です。

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