SEDの状況	実行する手順
FIPS準拠モードでない、またはFIPS準拠モードでFIPSキーを使用できる	権限レベルをadvancedに設定します。 `set -privilege advanced` FIPSキーをデフォルトのメーカーセキュアーIDである「0x0」にリセットします。 `storage encryption disk modify -fips-key-id 0x0 -disk disk_id` 処理が成功したことを確認します。 `storage encryption disk show-status` 処理に失敗した場合は、このトピックのPSIDプロセスを実行してください。破損ドライブを完全消去します。 `storage encryption disk sanitize -disk disk_id` 次の手順に進む前に、`storage encryption disk show-status`コマンドを使用して、処理が成功したことを確認してください。完全消去したドライブの障害状態を解除します。 `storage disk unfail -spare true -disk disk_id` ドライブの所有者が設定されているかを確認します。 `storage disk show -disk disk_id` ドライブの所有者が設定されていない場合は、所有者を割り当てます。 `storage disk assign -owner node -disk disk_id` 完全消去するドライブを所有するノードのノードシェルに切り替えます。 `system node run -node node_name` `disk sanitize release`コマンドを実行します。ノードシェルを閉じます。もう一度ドライブの障害状態を解除します。 `storage disk unfail -spare true -disk disk_id` ドライブがスペアとしてアグリゲートで再び使用できる状態になったことを確認します。 `storage disk show -disk disk_id`
FIPS準拠モードであるがFIPSキーは使用できず、SEDのPSIDがラベルに印刷されている	ドライブのPSIDをドライブラベルで確認します。権限レベルをadvancedに設定します。 `set -privilege advanced` ドライブを工場出荷時の設定にリセットします。 `storage encryption disk revert-to-original-state -disk disk_id -psid disk_physical_secure_id` 次の手順に進む前に、`storage encryption disk show-status`コマンドを使用して、処理が成功したことを確認してください。 ONTAP 9.8P5以前を実行している場合は、次の手順に進みます。ONTAP 9.8P6以降を実行している場合は、完全消去したドライブの障害状態を解除します。 `storage disk unfail -disk disk_id` ドライブの所有者が設定されているかを確認します。 `storage disk show -disk disk_id` ドライブの所有者が設定されていない場合は、所有者を割り当てます。 `storage disk assign -owner node -disk disk_id` 完全消去するドライブを所有するノードのノードシェルに切り替えます。 `system node run -node node_name` `disk sanitize release`コマンドを実行する。ノードシェルを閉じます。もう一度ドライブの障害状態を解除します。 `storage disk unfail -spare true -disk disk_id` ドライブがスペアとしてアグリゲートで再び使用できる状態になったことを確認します。 `storage disk show -disk disk_id`

SEDの状況

実行する手順

FIPS準拠モードでない、またはFIPS準拠モードでFIPSキーを使用できる

権限レベルをadvancedに設定します。
set -privilege advanced
FIPSキーをデフォルトのメーカーセキュアーIDである「0x0」にリセットします。
storage encryption disk modify -fips-key-id 0x0 -disk disk_id
処理が成功したことを確認します。
storage encryption disk show-status
処理に失敗した場合は、このトピックのPSIDプロセスを実行してください。
破損ドライブを完全消去します。
storage encryption disk sanitize -disk disk_id
次の手順に進む前に、storage encryption disk show-statusコマンドを使用して、処理が成功したことを確認してください。
完全消去したドライブの障害状態を解除します。
storage disk unfail -spare true -disk disk_id
ドライブの所有者が設定されているかを確認します。
storage disk show -disk disk_id

ドライブの所有者が設定されていない場合は、所有者を割り当てます。
storage disk assign -owner node -disk disk_id
1. 完全消去するドライブを所有するノードのノードシェルに切り替えます。
  
  system node run -node node_name
  
  disk sanitize releaseコマンドを実行します。
ノードシェルを閉じます。もう一度ドライブの障害状態を解除します。
storage disk unfail -spare true -disk disk_id
ドライブがスペアとしてアグリゲートで再び使用できる状態になったことを確認します。
storage disk show -disk disk_id

FIPS準拠モードであるがFIPSキーは使用できず、SEDのPSIDがラベルに印刷されている

ドライブのPSIDをドライブラベルで確認します。
権限レベルをadvancedに設定します。
set -privilege advanced
ドライブを工場出荷時の設定にリセットします。
storage encryption disk revert-to-original-state -disk disk_id -psid disk_physical_secure_id
次の手順に進む前に、storage encryption disk show-statusコマンドを使用して、処理が成功したことを確認してください。
ONTAP 9.8P5以前を実行している場合は、次の手順に進みます。ONTAP 9.8P6以降を実行している場合は、完全消去したドライブの障害状態を解除します。
storage disk unfail -disk disk_id
ドライブの所有者が設定されているかを確認します。
storage disk show -disk disk_id

ドライブの所有者が設定されていない場合は、所有者を割り当てます。
storage disk assign -owner node -disk disk_id
1. 完全消去するドライブを所有するノードのノードシェルに切り替えます。
  
  system node run -node node_name
  
  disk sanitize releaseコマンドを実行する。
ノードシェルを閉じます。もう一度ドライブの障害状態を解除します。
storage disk unfail -spare true -disk disk_id
ドライブがスペアとしてアグリゲートで再び使用できる状態になったことを確認します。
storage disk show -disk disk_id

コマンド構文全体については、コマンドリファレンスを参照してください。