エフサステクノロジーズ株式会社

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ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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構成バックアップ ファイルを使用したノード構成のリストア

ノード構成をリストアするには、特定し、リカバリー ノードに利用可能にした構成バックアップ ファイルを使用します。

タスク概要

このタスクは、障害によりノードのローカル構成ファイルが失われた場合に、リカバリー目的でのみ実行します。

手順
  1. advanced権限レベルに切り替えます。

    set -privilege advanced

  2. ノードが健全な場合は、別のノードのadvanced権限レベルで cluster modify コマンドに -node パラメーターおよび -eligibility パラメーターを指定して実行し、ノードの参加資格を無効にしてクラスタから分離します。

    ノードが健全でない場合は、この手順を省略する必要があります。

    この例では、node2を変更してクラスタへの参加資格を無効にし、構成をリストアできるようにします。

    cluster1::*> cluster modify -node node2 -eligibility false
  3. system configuration recovery node restore コマンドをadvanced権限レベルで使用し、ノード構成を構成バックアップ ファイルからリストアします。

    名前を含むIDがノードから失われている場合は、-nodename-in-backup パラメーターを使用して構成バックアップ ファイルのノード名を指定する必要があります。

    この例では、ノードに保存されている構成バックアップ ファイルの1つを使用してノードの構成をリストアします。

    cluster1::*> system configuration recovery node restore -backup cluster1.8hour.2011-02-22.18_15_00.7z
    
    Warning: This command overwrites local configuration files with
             files contained in the specified backup file. Use this
             command only to recover from a disaster that resulted
             in the loss of the local configuration files.
             The node will reboot after restoring the local configuration.
    Do you want to continue? {y|n}: y

    構成がリストアされ、ノードがリブートします。

  4. ノードをクラスタの対象外にした場合は、system configuration recovery cluster sync コマンドを使用してノードを対象とし、クラスタと同期します。

  5. SAN環境の場合は、system node reboot コマンドを使用してノードをリブートし、SANクォーラムを再確立します。

終了後の操作

以前にクラスタを作成し直したことがある場合、またクラスタの再作成の前に作成された構成バックアップ ファイルを使用してノードの構成をリストアする場合は、再度クラスタを作成し直す必要があります。

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