ONTAP 9.13

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クラウド階層としてのGoogle Cloud Storageのセットアップ

ONTAP 9.7以降を実行している場合は、Google Cloud StorageをFabricPoolのクラウド階層としてセットアップできます。

FabricPoolでGoogle Cloud Storageを使用する場合の追加の考慮事項

  • FabricPoolライセンスが必要な場合があります。

    新規に購入したETERNUS AXシリーズには、FabricPoolを使用するための10TBの空き容量が含まれています。ETERNUS AXシリーズで追加の容量が必要な場合、ETERNUS AX以外のシリーズでGoogle Cloud Storageを使用する場合、または既存のクラスタからアップグレードする場合は、FabricPoolライセンスが必要になります。

  • ONTAPがGoogle Cloud Storageオブジェクト サーバーとの接続に使用するLIFは10Gbpsポート上に配置することを推奨します。

  • ETERNUS AXシリーズ、ETERNUS HXシリーズでは、FabricPoolでGoogle Cloud Objectの次のストレージ クラスがサポートされます。

手順
  1. storage aggregate object-store config createコマンドで-provider-type GoogleCloudパラメーターを使用して、Google Cloud Storageの設定情報を指定します。

    • 指定された情報でONTAPからGoogle Cloud Storageにアクセスできない場合は、storage aggregate object-store config createコマンドが失敗します。

    • -access-keyパラメーターを使用して、Google Cloud Storageオブジェクト ストアへの要求を認証するためのアクセス キーを指定します。

    • Google Cloud Storageのパスワードが変更された場合は、ONTAPに格納されている対応するパスワードをただちに更新する必要があります。

      これにより、ONTAPは引き続きGoogle Cloud Storage内のデータにアクセスできます。

    storage aggregate object-store config create my_gcp_store_1 -provider-type GoogleCloud  -container-name my-gcp-bucket1 -access-key GOOGAUZZUV2USCFGHGQ511I8
  2. storage aggregate object-store config showコマンドを使用して、Google Cloud Storageの設定情報を表示して確認します。

    FabricPoolに使用するGoogle Cloud Storageの設定情報は、storage aggregate object-store config modifyコマンドを使用して変更できます。

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