エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

IPv4からIPv6への管理LIFの変換

9.13.1より前のリリースのONTAP、または他のプラットフォーム上の9.13.1以降のリリースのONTAPでは、管理LIFにIPv4アドレスを割り当てて、クラスタのセットアップ完了後にIPv6アドレスに変換する必要があります。

手順
  1. クラスタのIPv6を有効にします。

    network options ipv6 modify -enable true
  2. 権限をadvancedに設定します。

    set priv advanced
  3. 各種インターフェイスで学習されたRAプレフィックスのリストを表示します。

    network ndp prefix show
  4. IPv6管理LIFを作成します。

    アドレス パラメーターにprefix::idという形式でIPv6アドレスを指定し、手動でLIFを作成します。

    network interface create -vserver <svm_name> -lif <LIF> -home-node <home_node> -home-port <home_port> -address <IPv6prefix::id> -netmask-length <netmask_length> -failover-policy <policy> -service-policy <service_policy> -auto-revert true
  5. LIFが作成されたことを確認します。

    network interface show
  6. 設定したIPアドレスに到達できることを確認します。

    network ping6
  7. IPv4 LIFを意図的に停止しているものとしてマークします。

    network interface modify -vserver <svm_name> -lif <lif_name> -status-admin down
  8. IPv4管理LIFを削除します。

    network interface delete -vserver <svm_name> -lif <lif_name>
  9. IPv4管理LIFが削除されたことを確認します。

    network interface show
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