ONTAP 9.13

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非ID保持設定のSVMディザスタ リカバリー関係で証明書がレプリケートされない

FPolicyサーバーへの接続確立時にSSL認証で使用されるセキュリティ証明書は、非ID保持設定のSVMディザスタ リカバリー デスティネーションにはレプリケートされません。SVM上のFPolicy外部エンジン設定はレプリケートされますが、セキュリティ証明書はレプリケートされません。セキュリティ証明書をディザスタ リカバリー先に手動でインストールする必要があります。

SVMディザスタ リカバリー関係をセットアップするときに、 snapmirror create コマンドの -identity-preserve オプションに指定する値によって、デスティネーションSVMにレプリケートされる設定の詳細が決まります。

-identity-preserve オプションを true (ID保持)に設定すると、セキュリティ証明書の情報を含め、FPolicy設定の詳細がすべてレプリケートされます。セキュリティ証明書をディザスタ リカバリー先にインストールする必要があるのは、このオプションを false (非ID保持)に設定した場合のみです。

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