ONTAP 9.13

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すべてのSANアレイ構成の制限とサポート

ASA構成の制限とサポートはONTAPのバージョンによって異なります。

バージョン サポートされる構成

9.12.1以降

4ノードMetroCluster IP構成上のNVMe/FCプロトコル

9.9.1以降

  • MetroCluser以外のIP構成の場合は最大12ノード

  • MetroCluster IP構成の場合は最大8ノード

  • NVMe-oFプロトコル(MetroCluster用に構成されたものを除く)

永続ポートのサポート

ONTAP 9.8以降、FCプロトコルを使用するように設定されたオールSANアレイ(ASA)では永続ポートがデフォルトで有効になります。永続ポートはFCでのみ使用でき、World Wide Port Name(WWPN)で識別されるゾーン メンバーシップが必要です。

永続ポートは、HAパートナーの対応する物理ポートにシャドウLIFを作成することで、テイクオーバーの影響を軽減します。ノードがテイクオーバーされると、パートナー ノードのシャドウLIFにWWPNなどの元のLIFの識別情報が引き継がれます。テイクオーバーされたノードへのパスのステータスが「障害」に変更される前に、シャドウLIFがホストのMPIOスタックへのアクティブな最適パスとして表示され、I/Oが移行されます。これにより、ストレージ フェイルオーバー処理の実行中も含めてホストが認識するターゲットへのパス数は変わらないため、I/Oの中断が軽減されます。

永続ポートについては、FCPポートの次の特性がHAペア間で同じでなければなりません。

  • FCPポートの数

  • FCPポートの名前

  • FCPポートの速度

  • FCP LIFのWWPNベースのゾーニング

これらの特性のいずれかがHAペア間で同じでない場合、次のEMSメッセージが生成されます。

EMS : scsiblade.lif.persistent.ports.fcp.init.error

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