ONTAP 9.13

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NTFSセキュリティ記述子の作成

NTFSセキュリティ記述子(ファイル セキュリティ ポリシー)の作成は、Storage Virtual Machine(SVM)内のファイルやフォルダーのNTFSアクセス制御リスト(ACL)を設定および適用するための最初のステップです。このセキュリティ記述子をポリシー タスクでファイル パスまたはフォルダー パスに関連付けることができます。

タスク概要

NTFSセキュリティ記述子は、NTFSセキュリティ形式のボリューム内のファイルやフォルダー、またはmixedセキュリティ形式のボリューム上のファイルやフォルダーに対して作成できます。

デフォルトでは、セキュリティ記述子を作成すると、随意アクセス制御リスト(DACL)の4つのアクセス制御エントリ(ACE)がそのセキュリティ記述子に追加されます。4つのデフォルトのACEは次のとおりです。

項目 アクセス タイプ 権限 権限の適用先

BUILTIN\Administrators

許可

フル コントロール

このフォルダー、サブフォルダー、ファイル

BUILTIN\Users

許可

フル コントロール

このフォルダー、サブフォルダー、ファイル

CREATOR OWNER

許可

フル コントロール

このフォルダー、サブフォルダー、ファイル

NT AUTHORITY\SYSTEM

許可

フル コントロール

このフォルダー、サブフォルダー、ファイル

次のオプションのパラメーターを使用して、セキュリティ記述子の設定をカスタマイズできます。

  • セキュリティ記述子の所有者

  • 所有者のプライマリー グループ

  • raw制御フラグ

オプションのパラメーターの値はストレージレベルのアクセス保護では無視されます。詳細については、マニュアル ページを参照してください。

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