エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9.14

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クライアントアクセス用のデータのエクスポート

データ共有へのクライアントアクセスを提供するには、ボリュームを1つ以上作成し、少なくとも1つのルールが設定されたエクスポートポリシーをボリュームに設定する必要があります。

クライアントのエクスポート要件:

  • Linuxクライアントでは、トランキング接続ごと(つまりLIFごと)に、個別のマウントと個別のマウントポイントが必要です。

  • VMwareクライアントでは、複数のLIFが指定されたエクスポートされたボリュームに対してマウントポイントが1つだけ必要です。

    VMwareクライアントには、エクスポートポリシーにルートアクセスが必要です。

手順
  1. エクスポートポリシーを作成します。

    vserver export-policy create -vserver svm_name -policyname policy_name

    ポリシー名に指定できる文字数は最大256文字です。

  2. エクスポートポリシーが作成されたことを確認します。

    vserver export-policy show -policyname policy_name

    次のコマンドは、vs1というSVMで、exp1という名前のエクスポートポリシーを作成し、作成を確認します。

    vs1::> vserver export-policy create -vserver vs1 -policyname exp1

  3. エクスポートルールを作成して既存のエクスポートポリシーに追加します。

    vserver export-policy rule create -vserver svm_name -policyname policy_name -ruleindex integer -protocol nfs4 -clientmatch { text | "text,text,…" } -rorule security_type -rwrule security_type -superuser security_type -anon user_ID

    -clientmatchパラメーターで、エクスポートをマウントするトランキング対応のLinuxクライアントかVMwareクライアントを指定する必要があります。

    エクスポートルール作成の詳細については、こちらを参照してください。

  4. ジャンクションポイントを指定してボリュームを作成します。

    volume create -vserver svm_name -volume volume_name -aggregate aggregate_name-size {integer[KB|MB|GB|TB|PB]} -security-style unix -user user_name_or_number -group group_name_or_number -junction-path junction_path -policy export_policy_name

    ボリューム作成の詳細については、こちらを参照してください。

  5. 目的のジャンクションポイントでボリュームが作成されたことを確認します。

    volume show -vserver svm_name -volume volume_name -junction-path

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