ONTAP 9.13

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キャッシュされたNFSユーザー クレデンシャルのTTLの設定

Storage Virtual Machine(SVM)のNFSサーバーを変更することで、ONTAPがNFSユーザーのクレデンシャルを内部キャッシュに格納する期間であるTime-To-Live(TTL)を設定できます。これにより、ネームサーバーの高負荷に関する問題や、NFSユーザー アクセスに影響を及ぼすクレデンシャルの変更に関する問題を軽減できます。

タスク概要

これらのパラメーターはadvanced権限レベルで使用できます。

手順
  1. 権限レベルをadvancedに設定します。

    set -privilege advanced

  2. 次のうち必要な操作を実行します。

    TTLを変更するキャッシュ対象

    使用するコマンド

    受理のクレデンシャル

    vserver nfs modify -vserver vserver_name -cached-cred-positive-ttl time_to_live

    TTLの測定単位はミリ秒です。ONTAP 9.10.1以降では、デフォルト値は1時間(3,600,000ミリ秒)です。 ONTAP 9.9.1以前では、デフォルト値は24時間(86,400,000ミリ秒)です。この値の許容範囲は1分(60,000ミリ秒)~7日間(604,800,000ミリ秒)です。

    拒否のクレデンシャル

    vserver nfs modify -vserver vserver_name -cached-cred-negative-ttl time_to_live

    TTLの測定単位はミリ秒です。デフォルト値は2時間(7,200,000ミリ秒)です。この値の許容範囲は1分(60,000ミリ秒)~7日間(604,800,000ミリ秒)です。

  3. admin権限レベルに戻ります。

    set -privilege admin

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