ONTAPバージョン	ONTAP System Managerでの作業
ONTAP 9.12.1以降	リモートsyslogサーバーにイベントを送信するときに、Transport Layer Security（TLS）プロトコルを指定します。
ONTAP 9.10.1以降	SNMPトラップホスト、Eメールアドレス、syslogサーバー、Webフックアプリケーションを設定します。
ONTAP 9.7～9.10.0	SNMPトラップホストのみを設定します。追加のEMSデスティネーションは、ONTAP CLIで設定できます。詳細については、EMSの設定 - 概要を参照してください。

ONTAPバージョン

ONTAP System Managerでの作業

ONTAP 9.12.1以降

リモートsyslogサーバーにイベントを送信するときに、Transport Layer Security（TLS）プロトコルを指定します。

ONTAP 9.10.1以降

SNMPトラップホスト、Eメールアドレス、syslogサーバー、Webフックアプリケーションを設定します。

ONTAP 9.7～9.10.0

SNMPトラップホストのみを設定します。追加のEMSデスティネーションは、ONTAP CLIで設定できます。詳細については、EMSの設定 - 概要を参照してください。

実行できる手順は次のとおりです。

EMSイベント通知の送信先の追加
新しいEMSイベント通知フィルターの作成
EMSイベント通知の送信先の編集
EMSイベント通知フィルターの編集
EMSイベント通知の送信先の削除
EMSイベント通知フィルターの削除

EMSイベント通知の送信先の追加

ONTAP System Managerを使用してEMSメッセージの送信先を指定できます。

ONTAP 9.12.1以降では、リモートsyslogサーバーの指定したポートにTransport Layer Security（TLS）プロトコル経由でEMSイベントを送信できます。詳細については、event notification destination createのマニュアルページを参照してください。

手順

[クラスター] > [設定] をクリックします。
[通知の管理]セクションで、をクリックし、[イベントの送信先を表示します]をクリックします。
[通知の管理]ページで、[イベントの送信先]タブを選択します。
をクリックします。
名前、EMS送信先タイプ、フィルターを指定します。

必要に応じて新しいフィルターを追加できます。 [新しいイベントフィルターを追加する]をクリックしてください。
選択したEMS送信先タイプに応じて、次の情報を指定します。

送信先	指定 / 選択する情報
SNMPトラップホスト	トラップホスト名
Eメール（9.10.1以降）	送信先Eメールアドレスメールサーバー送信元Eメールアドレス
syslogサーバー（9.10.1以降）	サーバーのホスト名またはIPアドレス syslogポート（9.12.1以降） syslog転送（9.12.1以降） [TCP暗号化]を選択すると、Transport Layer Security（TLS）プロトコルが有効になります。[Syslogポート]に値が入力されていない場合、[Syslogの転送]の選択に基づいてデフォルト値が使用されます。
Webフック（9.10.1以降）	WebフックのURL クライアント認証（クライアント証明書を指定する場合）

送信先

指定 / 選択する情報

SNMPトラップホスト

トラップホスト名

Eメール

（9.10.1以降）

送信先Eメールアドレス
メールサーバー
送信元Eメールアドレス

syslogサーバー

（9.10.1以降）

サーバーのホスト名またはIPアドレス
syslogポート（9.12.1以降）
syslog転送（9.12.1以降）

[TCP暗号化]を選択すると、Transport Layer Security（TLS）プロトコルが有効になります。[Syslogポート]に値が入力されていない場合、[Syslogの転送]の選択に基づいてデフォルト値が使用されます。

Webフック

（9.10.1以降）

WebフックのURL
クライアント認証（クライアント証明書を指定する場合）

新しいEMSイベント通知フィルターの作成

ONTAP 9.10.1以降では、ONTAP System Managerを使用して、EMS通知の処理ルールを指定する独自のフィルターを新しく定義できます。

手順

[クラスター] > [設定] をクリックします。
[通知の管理]セクションで、をクリックし、[イベントの送信先を表示します]をクリックします。
[通知の管理]ページで、[イベントのフィルタ]タブを選択します。
をクリックします。
名前を指定し、既存のイベントフィルターからルールをコピーするか、新しいルールを追加するかを選択します。
選択したオプションに応じて、次の手順を実行します。

オプション	実行する手順
既存のイベントフィルターからルールをコピーします	既存のイベントフィルターを選択します。既存のルールを変更します。必要に応じて、をクリックしてルールを追加します。
新しいルールの追加	新しいルールごとに、タイプ、名前のパターン、重大度、SNMPトラップタイプを指定します。

オプション

実行する手順

既存のイベントフィルターからルールをコピーします

既存のイベントフィルターを選択します。
既存のルールを変更します。
必要に応じて、をクリックしてルールを追加します。

新しいルールの追加

新しいルールごとに、タイプ、名前のパターン、重大度、SNMPトラップタイプを指定します。

EMSイベント通知の送信先の編集

ONTAP 9.10.1以降では、ONTAP System Managerを使用してイベント通知の送信先情報を変更できます。

手順

[クラスター] > [設定]をクリックします。
[通知の管理]セクションで、をクリックし、[イベントの送信先を表示します]をクリックします。
[通知の管理]ページで、[イベントの送信先]タブを選択します。
イベントの送信先名の横にあるをクリックし、[編集]をクリックします。
イベントの送信先情報を変更し、[Save]をクリックします。

EMSイベント通知フィルターの編集

ONTAP 9.10.1以降では、ONTAP System Managerを使用してユーザー定義フィルターを変更し、イベント通知の処理方法を変更できます。

システム定義フィルターは変更できません。

手順

[クラスター] > [設定]をクリックします。
[通知の管理]セクションで、をクリックし、[イベントの送信先を表示します]をクリックします。
[通知の管理]ページで、[イベントのフィルタ]タブを選択します。
イベントフィルター名の横にあるをクリックし、[編集]をクリックします。
イベントフィルターの情報を変更し、[保存]をクリックします。

EMSイベント通知の送信先の削除

ONTAP 9.10.1以降では、ONTAP System Managerを使用してEMSイベント通知の送信先を削除できます。

SNMPの送信先は削除できません。

手順

[クラスター] > [設定] をクリックします。
[通知の管理]セクションで、をクリックし、[イベントの送信先を表示しますs]をクリックします。
[通知の管理]ページで、[イベントの送信先]タブを選択します。
イベントの送信先名の横にあるをクリックし、[削除]をクリックします。

EMSイベント通知フィルターの削除

ONTAP 9.10.1以降では、ONTAP System Managerを使用してユーザー定義フィルターを削除できます。

システム定義フィルターは削除できません。

手順

[クラスター] > [設定] をクリックします。
[通知の管理]セクションで、をクリックし、[イベントの送信先を表示します]をクリックします。
[通知の管理]ページで、[イベントのフィルタ]タブを選択します。
イベントフィルター名の横にあるをクリックし、[削除]をクリックします。