ONTAP 9.13

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CLIコマンド ディレクトリーの移動方法

CLIのコマンドは、コマンド ディレクトリー別の階層に整理されています。階層内のコマンドを実行するには、完全なコマンド パスを入力するか、ディレクトリー構造内を移動します。

CLIの使用時にコマンド ディレクトリーにアクセスするには、プロンプトでディレクトリーの名前を入力してEnterキーを押します。ディレクトリー名がプロンプト テキストに表示され、指定したコマンド ディレクトリーにアクセスしていることがわかります。コマンド階層のより下のレベルに移動するには、コマンド サブディレクトリーの名前を入力してEnterキーを押します。サブディレクトリー名がプロンプト テキストに表示され、コンテキストがそのサブディレクトリーに移ります。

コマンド全体を入力すると、複数のコマンド ディレクトリーを一度に移動できます。たとえば、ドライブ ドライブに関する情報を表示するには、プロンプトで storage disk show コマンドを入力します。また、次の例に示すように、一度に1つずつコマンド ディレクトリーを移動してコマンドを実行することもできます。

cluster1::> storage
cluster1::storage> disk
cluster1::storage disk> show

コマンドを省略するには、現在のディレクトリーで他のコマンドと区別するために必要なところまでコマンドを入力します。たとえば、上の例のコマンドを省略するには、「 st d sh 」と入力します。またTabキーを使用すると、省略したコマンドが展開され、デフォルト値を含めてコマンドのパラメーターが表示されます。

top コマンドを使用するとコマンド階層の最上位に移動し、 up コマンドまたは .. コマンドを使用するとコマンド階層の1つ上のレベルに移動できます。

CLIで先頭にアスタリスク(*)が付いているコマンドとコマンド オプションは、advanced以上の権限レベルでのみ実行できます。

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