ONTAP 9.13

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SQL ServerおよびHyper-V over SMB構成に関する推奨事項

SQL Server over SMBおよびHyper-V over SMB環境が安定して機能するようにするには、ソリューションの設定に関するベスト プラクティスについて理解しておく必要があります。

一般的な推奨事項

  • アプリケーション サーバーのファイルは一般的なユーザー データとは別に格納します。

    可能な場合は、Storage Virtual Machine(SVM)とそのストレージ全体をアプリケーション サーバーのデータ専用にします。

  • パフォーマンスを最大限に高めるには、アプリケーション サーバーのデータを格納するSVMでSMB署名を無効にします。

  • パフォーマンスの最適化とフォールト トレランスの向上を図るためには、SMBマルチチャネルを有効にして、1つのSMBセッションでONTAPとクライアントの間に複数の接続を確立できるようにします。

  • Hyper-VまたはSQL Server over SMB構成で使用する共有以外では、継続的可用性を備えた共有を作成しないようにします。

  • 継続的な可用性を確保するための共有では変更通知を無効にします。

  • アグリゲートの再配置(ARL)には一部の処理が一時停止するフェーズがあるため、ARLと同時にボリュームの移動を実行しないようにします。

  • Hyper-V over SMBソリューションでは、クラスタ化された仮想マシンを作成する際にゲスト内iSCSIドライブを使用します。ONTAPのSMB共有では、共有された .VHDX ファイルはHyper-V over SMBに対してサポートされません。

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