ONTAP 9.13

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クラスタからのNFSクライアント アクセスの確認

UNIX管理ホストでUNIXファイル権限を設定することにより、選択したクライアントに共有へのアクセスを付与できます。 vserver export-policy check-access コマンドを使用してクライアント アクセスを確認し、必要に応じてエクスポート ルールを調整できます。

手順
  1. クラスタで vserver export-policy check-access コマンドを使用して、エクスポートへのクライアント アクセスをチェックします。

    次のコマンドは、IPアドレスが1.2.3.4のNFSv3クライアントによるボリュームhome2への読み取り / 書き込みアクセスをチェックします。コマンド出力には、ボリュームがエクスポート ポリシー exp-home-dir を使用していること、アクセスが拒否されたことが示されています。

    cluster1::> vserver export-policy check-access -vserver vs1 -client-ip 1.2.3.4 -volume home2 -authentication-method sys -protocol nfs3 -access-type read-write
                                          Policy    Policy     Rule
    Path                    Policy        Owner     Owner Type Index  Access
    ----------------------- ------------- --------- ---------- ------ ----------
    /                       default       vs1_root  volume          1 read
    /eng                    default       vs1_root  volume          1 read
    /eng/home2              exp-home-dir  home2     volume          1 denied
    
    3 entries were displayed.
  2. 出力内容を確認して、エクスポート ポリシーが意図したとおりに機能してクライアント アクセスが想定どおりに動作しているかどうかを判断します。

    具体的には、ボリュームまたはqtreeによって使用されたエクスポート ポリシーと、結果としてクライアントが行ったアクセスのタイプを確認する必要があります。

  3. 必要に応じて、エクスポート ポリシー ルールを再設定します。

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