エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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コア ダンプ ファイルのアップロード

コア ダンプ ファイルが保存されると、イベント メッセージが生成されます。AutoSupportサービスが有効であり、弊社のサポートにメッセージを送信するように設定されている場合は、AutoSupportメッセージが送信され、自動応答メールが返信されます。

要件
  • 次の設定を使用してAutoSupportをセットアップしておく必要があります。

    • AutoSupportがノードで有効になっている。

    • 弊社のサポートにメッセージを送信するようにAutoSupportが設定されている。

    • HTTPまたはHTTPS転送プロトコルを使用するようにAutoSupportが設定されている。

      大容量ファイル(コア ダンプ ファイルなど)を含むメッセージを送信する場合、SMTP転送プロトコルはサポートされません。

タスク概要

system node autosupport invoke-core-upload コマンドを使用すると、HTTPS経由のAutoSupportサービスを通じてコア ダンプ ファイルをアップロードすることもできます(弊社のサポートからの要請があった場合)。

手順
  1. system node coredump show コマンドを使用して、ノードのコア ダンプ ファイルを表示します。

    次の例では、ローカル ノードのコア ダンプ ファイルが表示されます。

    cluster1::> system node coredump show -node local
    Node:Type Core Name Saved Panic Time
    --------- ------------------------------------------- ----- -----------------
    node:kernel
    core.4073000068.2013-09-11.15_05_01.nz true 9/11/2013 15:05:01
  2. system node autosupport invoke-core-upload コマンドを使用して、AutoSupportメッセージを生成し、コア ダンプ ファイルをアップロードします。

    次の例では、AutoSupportメッセージが生成され、デフォルトの場所(弊社のサポート)に送信されます。コア ダンプ ファイルはデフォルトの場所(弊社のサポート サイト)にアップロードされます。

    cluster1::> system node autosupport invoke-core-upload -core-filename
    core.4073000068.2013-09-11.15_05_01.nz -node local

    次の例では、AutoSupportメッセージが生成され、URIに指定した場所に送信されます。コア ダンプ ファイルはそのURIにアップロードされます。

    cluster1::> system node autosupport invoke-core-upload -uri https//files.company.com -core-filename
    core.4073000068.2013-09-11.15_05_01.nz -node local
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