エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

MetroClusterおよびSVMディザスタ リカバリー構成でのクラスタ対象FPolicy外部エンジンの制限事項

クラスタを対象としたFPolicy外部エンジンは、クラスタStorage Virtual Machine(SVM)をそのエンジンに割り当てることで作成できます。ただし、MetroClusterまたはSVMディザスタ リカバリー構成でクラスタ対象の外部エンジンを作成する場合は、SVMがFPolicyサーバーとの外部通信に使用する認証方式を選択するにあたって一定の制限があります。

外部FPolicyサーバーの作成時に選択できる認証オプションは、認証なし、SSLサーバー認証、SSL相互認証の3つです。外部FPolicyサーバーがデータSVMに割り当てられている場合はすべての認証オプションを選択可能ですが、クラスタ対象のFPolicy外部エンジンを作成する際には選択できるオプションに制限があります。

構成

選択可能

MetroClusterまたはSVMディザスタ リカバリーとクラスタ対象FPolicy外部エンジン、認証なし(SSL未設定)

MetroClusterまたはSVMディザスタ リカバリーとクラスタ対象FPolicy外部エンジン、SSLサーバー認証またはSSL相互認証

×

  • SSL認証が設定されたクラスタ対象FPolicy外部エンジンが存在し、MetroClusterまたはSVMディザスタ リカバリー構成を作成する場合は、認証を使用しないようにこの外部エンジンを変更するか、MetroClusterまたはSVMディザスタリカバリー構成を作成する前に外部エンジンを削除する必要があります。

  • MetroClusterまたはSVMディザスタリカバリー構成がすでに存在する場合、ONTAPではSSL認証を指定してクラスタ対象FPolicy外部エンジンを作成できません。

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