ONTAP 9.13

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CLIでの表示環境の設定

CLIセッションの表示環境を設定するには、 set コマンドおよび rows コマンドを使用します。設定した環境は、現在のセッションにのみ適用されます。セッションをまたいで持続することはありません。

タスク概要

次のCLI表示環境を設定できます。

  • コマンド セッションの権限レベル

  • システムを停止させる可能性のあるコマンドについては確認を発行するかどうか

  • show コマンドですべてのフィールドを表示するかどうか

  • フィールド区切り文字として使用する文字

  • データ サイズを報告する際のデフォルトの単位

  • インターフェイスが出力を一時的に停止する前に、現在のCLIセッションで画面に表示する行数

    特に行数を指定しない場合は、端末の実際の高さに基づいて自動的に調整されます。実際の高さが定義されていない場合のデフォルトの行数は24です。

  • デフォルトのStorage Virtual Machine(SVM)またはノード

  • エラーが発生した場合に続行中のコマンドを停止するかどうか

手順
  1. CLI表示環境を設定するには、 set コマンドを使用します。

    現在のCLIセッションで画面に表示する行数を設定するには、 rows コマンドも使用できます。

    詳細については、 set コマンドと rows コマンドのマニュアル ページを参照してください。

CLIでの表示環境の設定の例

次の例では、フィールド区切り文字としてカンマ、デフォルトのデータ サイズ単位として GB 、現在のCLIセッションで画面に表示する行数として50を設定します。

cluster1::> set -showseparator "," -units GB
cluster1::> rows 50
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