エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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テープのエイリアス設定 - 概要

エイリアス設定を行うと、デバイスの識別が容易になります。エイリアス設定では、テープまたはメディア チェンジャの物理パス名(PPN)またはシリアル番号(SN)を、永続的かつ変更可能なエイリアス名にバインドします。

テープのエイリアス設定では、次の規則に従って、テープ ドライブ(またはテープ ライブラリーやメディア チェンジャ)に常に単一のエイリアス名が関連付けられます。

シナリオ エイリアスの再割り当て

システムのリブート時

テープ ドライブには以前のエイリアスが自動的に再割り当てされます。

テープ デバイスが別のポートに移動したとき

新しいアドレスにエイリアスを調整できます。

複数のシステムで同じテープ デバイスを使用するとき

すべてのシステムに同じエイリアスを設定できます。

テープ エイリアスを割り当てることによって、バックアップ デバイスの論理名(st0、mc1など)と、ポート、テープ ドライブ、またはメディア チェンジャに永続的に割り当てられた名前を関連付けることができます。

st0とst00は異なる論理名です。

論理名とシリアル番号は、デバイスへのアクセスにのみ使用されます。アクセスしたあとは、デバイスのエラー メッセージはすべて物理パス名で返されます。

エイリアス設定に使用できる名前は、物理パス名とシリアル番号の2種類です。

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