ONTAP 9.13

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外部キー管理の暗号化キーのリストア

外部キー管理の暗号化キーを手動でリストアし、別のノードに 「プッシュ」 できます。この処理は、クラスタのキーの作成時に一時的に停止していたノードを再起動する場合に実行します。

タスク概要

security key-manager key query -node node_name コマンドを使用してキーのリストアが必要かどうかを確認できます。

作業を開始する前に

このタスクを実行するには、クラスタ管理者またはSVMの管理者である必要があります。

手順
  1. ONTAP 9.8以降を実行していてルート ボリュームが暗号化されている場合は、次の手順を実行します。

    ONTAP 9.7を実行している場合、またはONTAP 9.8以降を実行していてルート ボリュームが暗号化されていない場合は、この手順を省略してください。

    1. bootargを設定します。
      setenv kmip.init.ipaddr <ip-address>
      setenv kmip.init.netmask <netmask>
      setenv kmip.init.gateway <gateway>
      setenv kmip.init.interface e0M
      boot_ontap

    2. ノードをブート メニューでブートし、オプション「 (11) Configure node for external key management 」を選択します。

    3. プロンプトに従って管理証明書を入力します。

      管理証明書の情報をすべて入力すると、システムがブート メニューに戻ります。

    4. ブート メニューのオプション「 (1) Normal Boot 」を選択します。

  2. キーをリストアします。

    ONTAPバージョン

    使用するコマンド

    ONTAP 9.7以降

    security key-manager external restore -vserver SVM -node node -key-server host_name|IP_address:port -key-id key_id -key-tag key_tag

    node のデフォルトはすべてのノードです。コマンド構文全体については、マニュアル ページを参照してください。このコマンドは、オンボード キー管理が有効な場合はサポートされません。

    ONTAP 9.7の次のコマンドを使用して、 cluster1 のすべてのノードに外部キー管理の認証キーをリストアします。

    clusterl::> security key-manager external restore
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