エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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ストレージの制限

ストレージ オブジェクトには、ストレージ アーキテクチャーを計画および管理するときに考慮する必要がある制限があります。

制限は多くの場合プラットフォームによって異なります。

次のセクションに制限の一覧を示します。

ボリュームの制限

ストレージ オブジェクト 制限 ネイティブ ストレージ ストレージ アレイ

アレイLUN

ルート ボリュームの最小サイズ1

N/A

モデルごとに異なる

ファイル

最大サイズ

バージョンに依存2

バージョンに依存2

ボリュームあたりの最大数4

ボリューム サイズに依存、最大20億個

ボリューム サイズに依存、最大20億個

FlexCloneボリューム

クローン階層の深さ5

499

499

FlexVol

ノードあたりの最大数1

モデルごとに異なる

モデルごとに異なる

各SVMのノードあたりの最大数6

モデルごとに異なる

モデルごとに異なる

最小サイズ

20MB

20MB

最大サイズ1

モデルごとに異なる

モデルごとに異なる

プライマリー ワークロード用のFlexVol

ノードあたりの最大数3

モデルごとに異なる

モデルごとに異なる

FlexVolルート ボリューム

最小サイズ1

モデルごとに異なる

モデルごとに異なる

LUN

ノードあたりの最大数6

モデルごとに異なる

モデルごとに異なる

クラスタあたりの最大数6

モデルごとに異なる

モデルごとに異なる

ボリュームあたりの最大数6

モデルごとに異なる

モデルごとに異なる

最大サイズ

バージョンに依存2

バージョンに依存2

qtree

FlexVolあたりの最大数

4,995

4,995

Snapshotコピー

ボリュームあたりの最大数7

255/1023

255/1023

ボリューム

NASのクラスタあたりの最大数

12,000

12,000

SANプロトコルが設定されたクラスタあたりの最大数

モデルごとに異なる

モデルごとに異なる

注:

  1. ONTAP 9.7以降では、ボリュームに格納できるSnapshotコピーは最大1023個です。

  2. ONTAP 9.12.1P2以降では、上限は128TBです。ONTAP 9.11.1以前のバージョンでは、上限は16TBです。

  3. ONTAP 9.7以降では、128GB以上のメモリーを搭載したETERNUS AX seriesでサポートされるFlexVolの最大数が引き上げられ、ノードあたり最大2,500個までサポートされるようになりました。

  4. 20億 = 2×109

  5. 1つのFlexVolから作成できる、ネストされたFlexCloneボリュームの最大階層数。

  6. この制限はSAN環境にのみ適用されます。

  7. SnapMirrorカスケード構成を使用してこの制限を拡張できます。

FlexCloneファイルとFlexClone LUNの制限

制限 ネイティブ ストレージ ストレージ アレイ

ファイルまたはLUNあたりの最大数1

32,767

32,767

FlexVolあたりの合計共有データの最大サイズ

640TB

640TB

注:

  1. 32,767個を超えるクローンを作成しようとすると、親ファイルまたは親LUNの新しい物理コピーが自動的に作成されます。

    重複排除を使用するFlexVolの場合、上限値はこれよりも低い可能性があります。

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