エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

to English version

ネイティブFPolicyの設定

ONTAP 9.11.1以降では、ネイティブFPolicyの実装を推奨するONTAP System Managerの分析情報を受け取った場合に、Storage VMおよびボリュームにネイティブFPolicyを設定できます。

開始する前に

ONTAP System Managerの分析情報にアクセスしたときに、[Apply best practices]に、ネイティブFPolicyが設定されていないというメッセージが表示されることがあります。

FPolicy設定タイプの詳細については、「FPolicy設定タイプ」を参照してください。

手順
  1. ONTAP System Managerで、左側のナビゲーション ペインの[Insights]をクリックします。

  2. [Apply best practices]で、[Native FPolicy is not configured]を探します。

  3. アクションを実行する前に、次のメッセージをお読みください。

    拡張子をブロックすると、予期しない結果になることがあります。 ONTAP 9.11.1以降では、ONTAP System Managerを使用してStorage VMのネイティブFPolicyを有効にすることができます。
    Fpolicyのネイティブ モードでは、特定のファイル拡張子を許可または拒否できます。ONTAP System Managerでは、過去のランサムウェア攻撃で使用された3,000を超えるファイル拡張子を拒否することを推奨しています。 これらの拡張子の一部は、環境内の正規のファイルによって使用されている可能性があり、ブロックすると予期しない問題が発生するおそれがあります。

    そのため、環境のニーズに合わせて拡張子のリストを変更することを強くお勧めします。

  4. [Fix]をクリックします。

  5. ネイティブFPolicyを適用するStorage VMを選択します。

  6. Storage VMごとに、ネイティブFPolicyを受け取るボリュームを選択します。

  7. [Configure]をクリックします。

Top of Page