ONTAP 9.13

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第1ノードでのクラスタの作成

クラスタ セットアップ ウィザードを使用して、第1ノードにクラスタを作成できます。このウィザードは、ノード同士を接続するクラスタ ネットワークの構成、クラスタの管理Storage Virtual Machine(SVM)の作成、機能ライセンス キーの追加、第1ノードのノード管理インターフェイスの作成などに役立ちます。

開始する前に
  • 使用するプラットフォーム モデルの設置とセットアップの手順に従って、新しいストレージ システムを設置してケーブルを接続し、電源を投入しておく必要があります。 詳細については、ETERNUS AXとETERNUS HXに関するドキュメントを参照してください。

  • クラスタの各ノードにクラスタ内通信用のクラスタ ネットワーク インターフェイスが設定されている必要があります。

  • クラスタでIPv6を設定する場合は、SSHを使用してシステムにアクセスできるように、Base Management Controller(BMC)でIPv6を設定する必要があります。

手順
  1. クラスタに追加するすべてのノードの電源を投入します。この作業はクラスタ セットアップで検出を可能にするために必要です。

  2. 第1ノードのコンソールに接続します。

    ノードがブートし、クラスタ セットアップ ウィザードがコンソール上で起動されます。

    Welcome to the cluster setup wizard....
  3. AutoSupportのステートメントを承認します。

    Type yes to confirm and continue {yes}: yes
    AutoSupportはデフォルトでは有効になります。
  4. 画面の指示に従ってノードにIPアドレスを割り当てます。

    9.13.1より前のONTAPリリース、または他のプラットフォームの9.13.1以降では、管理LIFにIPv4アドレスを割り当ててから、クラスタのセットアップの完了後にIPv6に変換する必要があります。

  5. Enterキーを押して続行します。

    Do you want to create a new cluster or join an existing cluster? {create, join}:
  6. 新しいクラスタを作成します。create

  7. システムのデフォルトを受け入れるか、独自の値を入力します。

  8. セットアップが完了したら、クラスタにログインし、次のONTAP CLIコマンドを入力して、クラスタがアクティブで、第1ノードが健全であることを確認します。cluster show

    次の例では、クラスタとその第1ノード(cluster1-01)が健全で、クラスタへの参加条件を満たしていることを示しています。

    cluster1::> cluster show
    Node                  Health  Eligibility
    --------------------- ------- ------------
    cluster1-01           true    true

    cluster setupコマンドを使用すると、クラスタ セットアップ ウィザードにアクセスして、管理SVMまたはノードSVMに対して入力した値を変更できます。

終了後の操作

必要に応じて、IPv4からIPv6に変換します。

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