ONTAP 9.13

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オールSANアレイ ソフトウェア構成 - 概要

ONTAP 9.7以降では、オールSANアレイ(ASA)を使用できます。 ASAは、実績のあるETERNUS AX seriesプラットフォーム上に構築されたオールフラッシュのSANオンリー ソリューションです。

ASAプラットフォームは2ノードのスイッチ クラスタまたはスイッチレス クラスタで使用できます。FCまたはiSCSI用に設定でき、マルチパスには対称アクティブ / アクティブ構成を使用します。すべてのパスがアクティブで最適化されているため、ストレージ フェイルオーバーの際、ホストはALUAによるフェイルオーバー パスの移行を待つことなくI/Oを再開できます。そのためフェイルオーバーにかかる時間が短縮されます。

ASAのセットアップ

オールSANアレイ(ASA)のセットアップ手順はASA以外のシステムと同じです。

ONTAP System Managerでは、画面の指示に従って、ASAを対象としたクラスタの初期化、ローカル階層の作成、プロトコルの設定、およびストレージのプロビジョニングに必要な手順を実行できます。ONTAPの設定手順を参照してください。

ASAのホスト設定とユーティリティー

オールSANアレイ(ASA)をセットアップするためのホスト設定は、他のすべてのSANホストと同じです。

ホストに対応するFujitsu Host Utilitiesソフトウェアをサポート サイトからダウンロードできます。

ASAシステムの特定方法

ASAシステムは、ONTAP System ManagerまたはONTAPコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して特定できます。

ONTAP System Managerを使用する場合は、ダッシュボードで[クラスター] > [概要]をクリックし、システム ノードを選択します。[PERSONALITY]に「All SAN Array」と表示されます。

CLIを使用する場合は、san config showコマンドを実行します。ASAシステムに対しては「All SAN Array」の値がtrueと表示されます。

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