エフサステクノロジーズ株式会社

本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

ONTAP 9 マニュアル ( CA08871-402 )

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システムの健全性を監視するためのコマンド

system health コマンドを使用すると、システム リソースの健全性に関する情報を表示し、アラートに応答し、以後のアラートを設定できます。CLIコマンドを使用すると、健全性の監視機能の詳細な設定内容を表示できます。詳細については、各コマンドのマニュアル ページを参照してください。

システムの健全性ステータスの表示

実行する処理 使用するコマンド

個々のヘルスモニタの全体的なステータスを反映した、システムの健全性ステータスを表示する

system health status show

健全性を監視可能なサブシステムの健全性ステータスを表示する

system health subsystem show

ノード接続のステータスの表示

実行する処理 使用するコマンド

ノードからストレージ シェルフへの接続の詳細(ポート情報、HBAポート速度、I/Oスループット、1秒当たりのI/O処理率を含む)を表示する

storage shelf show -connectivity

各シェルフの詳細な情報を表示するには、-instance パラメーターを使用します。

ドライブおよびアレイLUNに関する情報(使用可能なスペース、シェルフおよびベイの番号、所有ノード名を含む)を表示する

storage disk show

各ドライブの詳細な情報を表示するには、-instance パラメーターを使用します。

ストレージ シェルフ ポートに関する詳細情報(ポート タイプ、速度、ステータスを含む)を表示する

storage port show

各アダプターの詳細な情報を表示するには、-instance パラメーターを使用します。

クラスタ、ストレージ、および管理ネットワーク スイッチの検出の管理

実行する処理 使用するコマンド(ONTAP 9.8以降) 使用するコマンド(ONTAP 9.7)

クラスタが監視するスイッチを表示する

system switch ethernet show

system cluster-switch show

削除済みのスイッチ(コマンド出力のReason列に表示)を含む、クラスタが現在監視しているスイッチ、およびクラスタや管理ネットワーク スイッチへのネットワーク アクセスに必要な設定情報を表示する

このコマンドは、advanced権限レベルで使用できます。

system switch ethernet show-all

system cluster-switch show-all

未検出スイッチの検出を設定する

system switch ethernet create

system cluster-switch create

クラスタが監視するスイッチについての情報(デバイス名、IPアドレス、SNMPバージョン、コミュニティ ストリングなど)を変更する

system switch ethernet modify

system cluster-switch modify

スイッチの監視を無効にする

system switch ethernet modify -disable-monitoring

system cluster-switch modify -disable-monitoring

スイッチの検出および監視を無効にし、スイッチの設定情報を削除する

system switch ethernet delete

system cluster-switch delete

データベースに格納されているスイッチ設定情報を完全に削除する(これにより、スイッチの自動検出が再度有効になる)

system switch ethernet delete -force

system cluster-switch delete -force

AutoSupportメッセージで送信するログの自動収集機能を有効にする

system switch ethernet log

system cluster-switch log

生成されたアラートへの対応

実行する処理 使用するコマンド

アラートがトリガーされたリソースやノード、アラートの重大度や考えられる原因など、生成されたアラートに関する情報を表示する

system health alert show

生成された各アラートの情報を表示する

system health alert show -instance

特定のアラートに対して作業が行われていることを示す

system health alert modify

アラートを確認する

system health alert modify -acknowledge

サブシステムのヘルス ステータスに影響しないように、以降のアラートを抑制する

system health alert modify -suppress

自動的に消去されなかったアラートを削除する

system health alert delete

あるアラートでAutoSupportメッセージがトリガーされたかを確認するためなど、過去1週間にアラートによりトリガーされたAutoSupportメッセージに関する情報を表示する

system health autosupport trigger history show

今後のアラートの設定

実行する処理 使用するコマンド

リソースの状態に応じて特定のアラートを発行するかを制御するポリシーを有効または無効にする

system health policy definition modify

ヘルスモニタの設定状況の表示

実行する処理 使用するコマンド

ヘルスモニタの情報(ノード、名前、サブシステム、ステータスなど)を表示する

system health config show

各ヘルスモニタの詳細な情報を表示するには、-instance パラメーターを使用します。

ヘルスモニタで生成されるアラートの情報を表示する

system health alert definition show

各アラートの定義に関する詳細な情報を表示するには、-instance パラメーターを使用します。

アラートが発行されるタイミングを決定する、ヘルスモニタのポリシーの情報を表示する

system health policy definition show

各ポリシーの詳細な情報を表示するには、-instance パラメーターを使用します。ポリシーのステータス(有効または無効)、ヘルスモニタ、アラートなどによってアラートのリストをフィルターリングするには、その他のパラメーターを使用します。

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