ONTAP 9.13

NASクライアントは、目的のファイルを含むすべてのボリュームをマウントする代わりに、NFSエクスポートをマウントするか、SMB共有にアクセスします。エクスポートまたは共有は、ネームスペース全体またはネームスペース内の中間的な場所を表します。クライアントは、これらのアクセス ポイントより下にマウントされたボリュームにのみアクセスします。

ネームスペースには必要に応じてボリュームを追加できます。ジャンクション ポイントは、親ボリューム ジャンクションのすぐ下に作成することも、ボリューム内のディレクトリーに作成することもできます。「vol3」というボリュームのボリューム ジャンクションへのパスは、 /vol1/vol2/vol3 や /vol1/dir2/vol3 、あるいは /dir1/dir2/vol3 のようになります。こうしたパスをジャンクション パスと呼びます。

SVMには、それぞれ一意のネームスペースがあります。SVMのルート ボリュームがネームスペース階層へのエントリ ポイントです。

次の例では、ジャンクション パスが /eng/home である「home4」という名前のボリュームをSVM vs1上に作成します。