ONTAP 9.13

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ETERNUS AXシリーズでアグリゲートレベルのインライン重複排除を管理します。

アグリゲートレベルの重複排除は、同じアグリゲートに属するボリューム間で重複するブロックを排除します。ONTAP 9.7以降のETERNUS AXシリーズでは、アグリゲートレベルの重複排除をインラインで実行できます。この機能は、新規に作成したすべてのボリューム、およびボリュームのインライン重複排除をオンにしてアップグレードしたすべてのボリュームに対してデフォルトで有効になります。

タスク概要

重複排除処理は、データがドライブに書き込まれる前に重複するブロックを排除します。アグリゲートレベルのインライン重複排除の対象となるのは、 space guaranteenone に設定されたボリュームだけです。これはETERNUS AXシリーズでのデフォルトの設定です。

アグリゲートレベルのインライン重複排除は、ボリューム間インライン重複排除とも呼ばれます。

手順
  1. ETERNUS AXシリーズでアグリゲートレベルのインライン重複排除を管理します。

    実行する処理 使用するコマンド

    アグリゲートレベルのインライン重複排除を有効にする

    volume efficiency modify -vserver vserver_name -volume vol_name -cross-volume-inline-dedupe true

    アグリゲートレベルのインライン重複排除を無効にする

    volume efficiency modify -vserver vserver_name -volume vol_name -cross-volume-inline-dedupe false

    アグリゲートレベルのインライ重複排除のステータスを表示する

    volume efficiency config -volume vol_name

次のコマンドは、アグリゲートレベルのインライン重複排除のステータスを表示します。

wfit-8020-03-04::> volume efficiency config -volume choke0_wfit_8020_03_0
Vserver:                                      vs0
Volume:                                       choke0_wfit_8020_03_0
Schedule:                                     -
Policy:                                       choke_VE_policy
Compression:                                  true
Inline Compression:                           true
Inline Dedupe:                                true
Data Compaction:                              true
Cross Volume Inline Deduplication:            false
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