ONTAP 9.13

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ヘルス モニタを使用したノンストップ オペレーションの健全性チェック

ヘルスモニタを使用すると、クラスタ全体のシステム ヘルス ステータスに関する情報が得られます。ヘルスモニタはHyper-V over SMBおよびSQL Server over SMB構成を監視して、アプリケーション サーバーのノンストップ オペレーション(NDO)を実現します。ステータスがデグレードになっている場合は、考えられる原因や推奨されるリカバリー アクションなど、問題の詳細を表示できます。

ヘルスモニタはいくつかあります。ONTAPでは、システム全体の健全性と個々のヘルスモニタの健全性の両方が監視されます。ノード接続ヘルスモニタには、CIFS-NDOサブシステムが含まれています。モニタには、特定の物理条件によりシステムが停止する可能性がある場合にアラートをトリガーする一連の健全性ポリシーが設定されており、システム停止が発生するとアラートが生成され、対処方法に関する情報が提供されます。SMBを介したNDO構成では、次の2つの条件下でアラートが生成されます。

アラートID 重大度 条件

HaNotReadyCifsNdo_Alert

Major

ノード上のアグリゲート内のボリュームでホストされている1つ以上のファイルが、継続的可用性を備えたSMB共有を介して開かれており、障害が発生した場合でも継続性が保証されるはずだが、パートナーとのHA関係が設定されていないか健全な状態でない。

NoStandbyLifCifsNdo_Alert

Minor

Storage Virtual Machine(SVM)はノードからSMBを介してアクティブにデータを提供しており、SMBファイルは継続的可用性を備えた共有を介して継続的に開かれているが、そのパートナー ノードがSVMのアクティブなデータLIFを公開していない。

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